
「憧れのボルボ、中古だとこんなに安いの?」
「もしかして、すぐ壊れるから安いんじゃ…?」
中古車サイトを見て、ボルボの意外な安さに驚き、同時に不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ボルボの中古車が安いのは「車の品質が悪いから」ではありません。
日本の輸入車市場ならではの「特殊な事情」が重なった結果、本来の価値よりも割安になっている、まさに「狙い目」の状態なのです。
この記事では、業界の裏事情にも詳しい筆者が、ボルボの中古車が安い「8つの構造的な理由」を徹底解剖。さらに、今が買い時の「狙い目モデル」まで、図解付きで分かりやすく解説します。
✓ボルボの購入予算を「数十万円」増やす賢い方法
「安いボルボ」を狙うなら、購入資金の確保も重要です。
実は、ディーラーの「下取り」は相場より安くなりがちで、知らないうちに損をしているケースが少なくありません。
もし愛車が30万円高く売れれば、ワンランク上のモデルや、購入後のメンテナンス費に充てられます。
損をせず賢く乗り換えるために、まずは愛車の「最高額」をチェックしておきましょう。
目次
【図解】ボルボ中古が安いのは「構造」に理由あり!8つの要因

ボルボ(VOLVO)の中古車が安いのは、何か一つの致命的な欠点があるからではありません。
「日本市場の特性」と「ボルボという車の特性」が複雑に絡み合った結果、需要と供給のバランスが崩れ、価格が押し下げられているのです。
具体的な理由は大きく8つあります。
ボルボ中古が安い理由
- 日本市場での注目度が低い
- 故障の発生頻度が高い(イメージ)
- 部品の入手難易度がやや高い
- 長く乗る人が多い
- 燃費へのネガティブなイメージ
- 古い年式の車両の影響
- 輸入車の中で中古ニーズが低い
- 保証切れの車が販売されている
それぞれ、なぜそれが「安さ」に繋がるのかを詳しく解説していきます。
①日本市場での注目度が低い
日本市場では、高級外車といえば「メルセデス・ベンツ」や「BMW」などのドイツ車信仰が根強くあります。
ボルボも素晴らしい車ですが、ブランドの派手さではドイツ車に一歩譲るため、中古車市場での「指名買い」が少なくなります。
競合する人気車種に比べて需要が落ち着いているため、価格競争の結果、相場が下がりやすくなっています。
②故障の発生頻度が高い(イメージ含む)
北欧生まれのボルボは高温多湿の日本の環境に適さないことがあること、メンテナンスが前提の車文化のため、国産車に比べれば細かなメンテナンスが必要です。
「外車は壊れやすい」「修理代が高そう」という漠然とした不安が、中古車購入のハードルとなり、価格の上値を重くしている要因の一つです。
③部品の入手難易度がやや高い
日本でもボルボを修理できる工場は増えましたが、国産車のようにどこでも即日修理とはいきません。一部の部品は取り寄せに時間がかかったり、費用が割高になることがあります。
この「維持への手間」を敬遠する層がいることが、中古車価格を安くする要因といえるでしょう。
④長く乗る人が多い
ボルボは長期間使用できるように設計され、安全性能は世界トップクラスです。
耐久性に優れるため、一度オーナーになると同じ車を10年以上乗り続ける人が多いのが特徴です。
その結果、状態の良い「高年式」の中古車が出回りにくく、市場にあるのは「年数が経過した車」が多くなりがちで、全体の相場を安く見せています。
⑤燃費へのネガティブなイメージ
ボルボは頑丈なボディゆえに重量感があり、「燃費が悪い」という印象を持たれることがあります。
特にガソリン価格が高騰している昨今では、燃費への懸念が購入のブレーキになり、価格を下げる圧力となります。
SNSの口コミでもボルボの燃費については賛否両論が見られます。
ボルボめちゃくちゃ燃費悪い
サンバーの3倍近く燃料代掛かるわw— ヒサコ🧸🐈🇸🇪#32 (@motoneko0514) May 3, 2022
(引用元:X)
ただし、近年のモデルはハイブリッド化などで燃費性能も大きく改善されています。
⑥古い年式の車両の影響
ボルボは歴史の長いブランドであり、中古車市場にはかなり古い年式の車両も流通しています。
10年落ち以上になると100万円以下で買える例も少なくありません。こうした低価格車両が全体の平均価格を引き下げ、「ボルボ=安い」というイメージを作っています。
⑦輸入車の中で中古ニーズが低い
前述のとおり、日本では「高級車といえばドイツ車」というイメージが強く、スウェーデン車のボルボは、質実剛健な良さはあるものの、ステータス性重視の層からは選ばれにくい傾向にあります。
需要が一部のファンに限られるため、強気な価格設定がしにくいという事情があります。
⑧保証切れの車が販売されている
ボルボの中古車は、新車保証(通常3〜5年)が切れたタイミングで手放されるケースが多いです。
保証が切れた車は、次の故障リスクを価格に織り込む必要があるため、相場が一段下がります。
これを理解していれば、安全性が高くデザインも優れたボルボを、格安で手に入れるチャンスと言えます。
ボルボV40とV60の中古はなぜ安いのか?

特に人気の高い「V40」と「V60」ですが、これらも中古市場では驚くほど安く売られていることがあります。
なぜこの2車種が特に安いのか、その固有の理由を解説します。
コンパクトなハッチバックだから(V40)
「V40」が安いのは、コンパクトなハッチバックというカテゴリーが激戦区だからです。
VWゴルフや国産コンパクトカーなどライバルが多く、価格競争に巻き込まれやすいため、価格を低く抑えざるを得ません。
また、V40は既に生産終了しており、後継モデルへの移行が進んでいるため、相場が下落傾向にあります。
古い車種が多く出回っているから
日本の中古車市場では、2012年発売のV40や、2010年発売の旧型V60が多く流通しています。
供給量(売りたい人)が多い一方で、需要(買いたい人)は最新モデルに流れるため、需給バランスにより価格が下がります。
しかし、基本設計がしっかりしているボルボなら、多少年式が古くても十分現役で活躍できます。
V40とV60は、ボルボが誇る高品質な代表モデルであり、安全性や信頼性において高い評価を受けています。
ボルボの中古車をさらにお得に買う方法!
ボルボの中古車は安く買いやすいといえます。
しかし、インターネットで得られる中古車の情報は30%ほどで、残りの70%はプロ向けの非公開情報といわれます。
一般公開されている情報は、手あかがついていることが多く注意が必要。
個人の方でも「ズバット車販売」を利用すれば、中古車のプロ向け情報にアクセスでき、状態の良い中古ボルボを紹介してもらえる可能性があります。
なるべく表に出ていない鮮度の高い情報を入手するようにしましょう。
中古ボルボを買うのであれば、一般公開されている情報ではなく、まずは非公開車を探されることをおすすめします。
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【比較表】あなたに合うのは?ボルボ中古の狙い目モデル3選

「安い理由」が分かったところで、具体的にどのモデルが「買い」なのでしょうか?
ここでは、価格と性能のバランスが良く、満足度が高い「狙い目モデル」を3つ厳選しました。
- ボルボV60(ステーションワゴン)
- ボルボXC90(SUV)
- ボルボS60(セダン)
それぞれの特徴と、なぜ狙い目なのかを解説します。
①ボルボV60

V60
- タイプ:ステーションワゴン
- おすすめ年式:2018年以降
V60は、ボルボの代名詞とも言えるステーションワゴンです。
日本市場ではSUVブームの陰に隠れがちですが、その分中古相場は割安で推移しており、最もコスパが高いモデルと言えます。
おすすめは最新の安全性能をそなえた2018年以降のモデル。
大きな荷物を運べる実用性と、エレガントなデザインを両立しており、ファミリー層からアウトドア派まで幅広く使えます。
②ボルボXC90

XC90
- タイプ:SUV
- おすすめ年式:2016年以降
XC90は、3列シート7人乗りも可能なボルボの最上級SUVです。
新車価格は1000万円クラスですが、中古市場では半額以下で手に入ることもあり、お得感は絶大です。
特に2016年以降の第2世代は、内装の質感や安全機能が劇的に進化しています。
「高級感」と「安全性」を最優先したい方にはベストな選択肢です。
③ボルボS60

S60
- タイプ:セダン
- おすすめ年式:2019年以降
S60は、走りの楽しさを追求したスポーティーなセダンです。
日本ではセダン人気が落ち着いているため、状態の良い車両が破格で売られていることがあります。
2019年以降のモデルは低重心化により安定感のある乗り心地を実現。
人とは違う、知的でスポーティーな車に乗りたい方におすすめです。
上記のとおり、なるべく改良が加えられた年式を選ぶと満足度も高いです。
ボルボ中古車の安さに関するQ&A

ボルボv40の故障率が高いって本当?
ボルボV40の故障率が高いということはなく、あくまで個々の車両の状態によります。
ただ、2015年のビッグマイナーチェンジ以前のV40は、それ以降のものと比べると故障が多いとの声はあります。
故障リスクを避けたい場合は、マイナーチェンジ後(2016年モデル以降)の「トールハンマー」と呼ばれるヘッドライト形状のモデルを選ぶのが賢明です。
ボルボの中古車を買う上での注意点は?
ボルボの中古車を買う上で3つのポイントは押えておきましょう。
購入時のポイント
- 車両の状態を入念にチェック
- ボルボ認定中古車が望ましい
- 第三者の評価書がある
メンテナンスが前提の車のため、車両の状態については外装や内装の傷や汚れはもちろん、エンジンや足回りなどのメカニカルな部分もチェックしましょう。
自分でチェックできない場合は、ボルボ認定中古車または、「AIS」や「日本自動車査定協会」など第三者の評価がついた中古車を選ぶと、大幅にリスクをへらせます。
さらに、アフターサービスや保証期間がしっかりしていれば、中古のボルボでも安心して購入できるはずです。
ボルボの中古車はなぜ安い?のまとめ
ここまでボルボの中古はなぜ安い?その理由と狙い目モデルについてまとめてきました。
改めて理由をまとめると以下の通りです。
ボルボ中古が安い理由
- 日本市場での注目度が低い
- 故障の発生頻度が高い(イメージ)
- 部品の入手難易度がやや高い
- 長く乗る人が多い
- 燃費へのネガティブなイメージ
- 古い年式の車両の影響
- 輸入車の中で中古ニーズが低い
- 保証切れの車が販売されている
ボルボは中古車だからといって品質が劣るわけではなく、今回ご紹介した「V40」「V60」などは安く購入しやすいといえます。
その安さは、日本の市場構造による「お買い得な現象」です。
歴史が長い車でさまざまなモデルやグレードがありますが、ぜひ自分の予算にあったボルボの購入を検討していきましょう。
