
おすすめの年式は?
といった疑問を解消していきます。
日本の狭い道路でもストレスなく走行できるコンパクトカーは人気があり、日産ノートはその中でも特に売れています。
そんなノートの中古車は「比較的安く手に入る」ため注目といえます。
日産ノートの中古を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
日産ノートの中古車が安いと言われる理由
日産ノートの中古車が安いと言われる主な理由は、下記の5つとなります。
安い理由
- e-POWERモデルの影響
- アフターケアの不安
- 流通台数と買い替え需要が多い
- 元々の新車価格が安い
- 燃費性能に優れ維持費が安い
ここから順番に解説していきます。
①e-POWERモデルの影響
日産ノートの中古車が安い理由に、現行の日産ノートe-POWERモデルの人気が高く、逆に旧モデルがリーズナブルな価格で手に入りやすいことがあげられます。
つまり、e-POWERモデル以外のモデルが中古価格を押し下げていると言えます。
ベーシックタイプの中古車や初代モデルは50万円以下のかなり安い値段で見つけることができます。
②アフターケアの不安
一部において電気自動車といえる「e-POWER」モデルは、専用の部品や修理方法が必要なため、一般的なコンパクトカーと比べ修理代が高くなる傾向にあります。
e-powerは「電気系統」をはじめとするトラブルに加え、バッテリーが故障すると交換が必要になりますが、中古車の場合は新車保証がほぼ適用されません。
e-powerモデルはアフターケアに不安を残すため、新車では人気があっても中古ではそれほど人気ではないのです。
③流通台数と買い替え需要が多い
日産ノートは2005年に登場し、その後も継続的に発売されているモデルであり、中古車市場にも多く出回っています。
コンパクトカー売上NO1の実績をほこり、買い替え需要も豊富なことからその分だけ売りも出やすく。中古車市場では価格が下落しやすいといえます。
さらにトヨタと比べて人気やブランド力がないため中古は安く買いやすいでしょう。
④元々の新車価格が安い
日産ノートは、元々の新車価格が安いというのも見逃せないポイントです。
ライバルのコンパクトカーと比べると一目瞭然です。
- 日産ノート:125万~245.8万円
- トヨタアクア:169万~281.5万円
日産ノートの新車価格帯が「125万~245.8万円」であるのに対し、トヨタアクアの新車価格帯は「169万~281.5万円」です。
元々の価格が安いことが中古市場でも安いことにつながっています。
⑤燃費性能に優れ維持費が安い
日産ノートは燃費に優れて維持費が安くすむことから、トータルコストで見た時に「中古車として安い」と言われることがあります。
小型ながら走行性能に優れ、あらゆるシーンに耐えうる性能を備えているため、コストパフォーマンスはあらゆる車種の中でも高いといえます。

なお「e-POWER」モデルは修理代が高い傾向にあるため、なるべく保証がしっかりした中古車を買うようにして下さい。
日産ノートの中古車をさらに安く買う方法!
日産ノートの中古車は安い傾向にあるといえます。
しかし、インターネットで得られる中古車の情報は30%ほどで、残りの70%はプロ向けの非公開情報といわれます。
一般公開されている情報は、手あかがついていることが多く注意が必要。
個人の方でも「ズバット車販売」を利用すれば、中古車のプロ向け情報にアクセスでき、状態の良いノートを紹介してもらえる可能性があります。
なるべく表に出ていない鮮度の高い情報を入手するようにしましょう。
中古ノートを買うのであれば、一般公開されている情報ではなく、まずは非公開車を探されることをおすすめします。
>> ズバット車販売
日産ノート中古のおすすめ年式
ここからは日産ノートの中古車でおすすめの年式について、深掘りをしてご紹介していきます。
総合力で選ぶなら「2017年9月~2020年11月の年式」
できるだけ安く、質の高い日産ノートを購入したいと思っている場合、2017年9月~2020年11月の年式がおすすめです。
この期間は先代である二代目ノートが最後の大きな改良内容が反映されています。
追加された内容
- ドライバーの運転負荷を軽減させるインテリジェントクルーズコントロール
- 車線逸脱防止支援システムのインテリジェントLI
- 踏み間違い衝突防止アシストの性能向上(e-POWERモデル)
旧モデルだと価格が安いものが多く見つかりますが、車体やエンジンの状態なども含めて考えるのであれば、改良後を狙うのがポイントです。
燃費で選ぶならe-POWER
日産ノートの最大の魅力の一つは燃費がよいことがあげられます。
できる限り燃費の良い車を探している場合にはノートe-POWERモデル(2016年以降)がおすすめです。前述のとおり、修理代が高い傾向にあるため、保証がしっかりとしたものを選びましょう。
e-POWERモデルを探すなら、2021年式が良いでしょう。というのも、現行モデルが発表されたのは2020年なので、2020年式だと先代モデルもまだ多く市場に出回っており、e-POWERの現行モデルは数に限りがあるため。
一方、2021年モデルであれば、市場に出回っている中古車は全て現行モデルなので、自分の好みや予算に合わせて探しやすいです。
日産ノートの中古車の年式別の相場
日産ノートの中古車の価格相場について、年式ごとに平均中央値をまとめました。
初代ノートの中古相場
- 2005~2011年式:30万円未満
初代ノートは全ての年式において平均価格相場は30万円未満となっています。
二代目ノートの中古相場
- 2012年式:30万円
- 2013年式:40万円
- 2014年式:50万円
- 2015年式:60万円
- 2016年式:70万円
- 2017年式:120万円
- 2018年式:130万円
- 2019年式:130万円
2017年式から価格が高くなっているのは、2016年11月のマイナーチェンジによって「e-POWERモデル」が追加されたことが最大の要因です。
e-POWERエンジンかどうかで価格には大きな差があります。ガソリンエンジンの仕様であれば70万円以下のものも見つけることができるでしょう。
一方、e-POWERのハイブリッド仕様であれば最低でも120万円以上となります。
三代目ノートの中古相場
- 2020年式:150~220万円
- 2021年式:220万円
- 2022年式:220万円
- 2023年式:220万円
2020年の中でも三代目に切り替わる12月22日までは150万円、三代目に切り替わった12月23日以降は220万円となっています。
現行モデルのノートは非常に人気があり、中古車の価格もそれなりに高いです。
割安感はないため、この金額が出せるなら新車で値引きも検討してみましょう。
日産ノートの中古車のQ&A
ノートの中古車はどのくらい乗れる?
日産ノートに限ったことではありませんが、中古車がどのくらい乗れるかは購入時の走行距離や状態に大きく依存しています。
一般的には走行距離やエンジンに大きな問題がない場合、購入してから5年から10年は乗り続けることができるとされます。
もちろんこれもオーナーが年間にどのくらい走行するのか、また居住している地域の環境によっても変わってくるため、大まかな目安となります。
日産ノートの中古車の選び方は?
まずは「e-POWERモデル」か「ガソリンモデル」かを決めると選びやすいでしょう。
「e-POWERモデル」は人気も高く燃費も良いため、現行のノートが好き、予算には比較的余裕があるという人におすすめ。
もし価格を抑えたいなら古い2017年式を選びましょう。
一方、「ガソリンモデル」はできるだけ安くノートを購入したい人におすすめです。
この場合は大幅改良が反映された2017年9月~2020年11月の年式が狙い目です。
50万円以下で買いたいなら、2014年式が値段と性能のバランスが取れています。
2014年以前だとかなり古くなるので、走行距離やエンジンの状態をしっかりと確認してください。
日産ノートの中古車が安い理由まとめ
ここまで日産ノートの中古車が安い理由、おすすめの年式、よくある疑問についてご紹介してきました。
あらためて日産ノートの中古車が安い理由をまとめると以下の通りです。
- e-POWERモデルの影響
- アフターケアの不安
- 流通台数と買い替え需要が多い
- 元々の新車価格が安い
- 燃費性能に優れ維持費が安い
日産ノートは新車で人気がありますが、中古車になると価格が下落しやすく、お得に買いたい人にはおすすめです。
ただ、e-POWERモデルは作りが複雑で修理代が高い傾向にあるため、なるべく第三者機関の評価を受けたものや、保証がしっかりした車を選びましょう。