ボルボ中古はなぜ安い？8つの理由と狙い目モデルを徹底解説

「ボルボの中古車が安いのはなぜ？」
「V40やV60が安い理由は？」

といった疑問に答えていきます。

ボルボの中古車は、他の輸入車メーカーと比べて安く取引されていることがあります。

そこでボルボの中古車が安い理由と、注目モデルを徹底解説しました。

ボルボの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

ボルボの中古が安いのはなぜ？8つの理由

ボルボ（VOLVO）の中古車が安い理由は大きく8つあり、それらが絡み合っているといえます。

一覧にすると以下のとおりです。

それぞれ順番に解説していきます。

①日本市場での注目度が低い

ボルボの中古車が安い理由として、日本市場では、ボルボの新型車への注目度が他のメーカーに比べ低いことがあげられます。

ボルボ以外にも人気のある外国車があり価格競争があるため、中古車市場において価格が下がりやすくなっています。

②故障の発生頻度が高い

北欧生まれのボルボは高温多湿の日本の環境に適さないことがあること、メンテナンスが前提の車文化のため、故障の発生頻度が国内メーカーより高いことがあげられます。

③部品の入手難易度がやや高い

日本でもボルボを修理できる工場は増えましたが、一部の部品が他の車種よりも入手が難しいことがあり、敬遠されやすい傾向にあります。

その結果、ボルボの中古車価格が安くなるといえるでしょう。

④長く乗る人が多い

ボルボは長期間使用できるように設計され、安全性能は世界トップクラスです。

耐久性に優れるため、同じ車をずっと乗り続ける人が多く、他のメーカーの車よりも買い替えをする回数は少ないです。

中古車市場での流通や買い替え需要が低く、価格が安定しない側面があります。

⑤燃費へのネガティブなイメージ

ボルボは大型で重量感がある車種が多く、それにより燃費が悪い印象を持たれることがあります。

SNSの口コミでもボルボの燃費については賛否両論が見られます。

ボルボめちゃくちゃ燃費悪い
サンバーの3倍近く燃料代掛かるわw

— ヒサコ🧸🐈🇸🇪#32 (@motoneko0514) May 3, 2022

#みんなの2台持ち見せて

意外と燃費の良いメインカー(BMW)と、すこぶる燃費の悪いセカンドカー(ボルボ) pic.twitter.com/N4qIJh3MuH

— ゆっけ (@yukke_F80M3) March 14, 2023

ボルボは燃費に優れる車種もありますが、燃費へのネガティブなイメージもあって値段に影響があると考えられます。

⑥古い年式の車両の影響

ボルボは歴史の長いブランドであり、中古車は古い年式の車両も出でいるため、ものによっては価格が安く見えることがあります。

10年落ち以上になると、100万円以下で買える例も少なくありません。

⑦輸入車の中で中古ニーズが低い

ボルボは高級車ブランドですが、メルセデス・ベンツやBMWなどの他のメーカーに比べると中古車ニーズが低いです。

日本では、高級車といえばドイツ車というイメージが強く、スウェーデン車のボルボは高級車としての地位を確立しきれていません。

⑧保証切れの車が販売されている

ボルボの中古車は保証が切れていることが多く、保証切れの車は中古価格が安くなります。

保証にあらためて入った場合にかかる料金の分だけ価格が抑えられているのです。

このようなボルボの存在が全体の相場を下げている可能性があるでしょう。

ボルボの中古車は、問題があるわけではないので安心してください。
ただ、メンテナンスコストを考える必要がありますので、車の状態や走行距離、保守状況などをよくチェックしてください。

ボルボV40とV60の中古はなぜ安いのか？

人気の高いボルボV40とV60ですが、中古は特に安い価格で売られていることがあります。

「V40」と「V60」がなぜ安いのかについてはいくつかの理由があるので解説します。

コンパクトなハッチバックだから

「V40」が安いのは、コンパクトなハッチバックというのが主な理由です。

これのモデルは比較的小型で、少なくても日本のボルボファンが持つイメージとは多少違ってくるため、人気が高くありません。

日本でもヨーロッパでも、最近はコンパクトカーの需要が高まっていることから、中古市場でもメーカーや車種の選択肢が豊富で、競争が激しくなっています。

このような競争の中で、V40は同タイプの車との価格競争に巻き込まれ、価格が低く抑えられているのです。

古い車種が出回っているから

日本の中古車市場で流通が多いボルボV40とV60は、比較的古い車種があることがあげられます。V40は、2012年に発売されたモデルの流通が多く、V60は2010年発売のモデルがよく出回っています。

古い車種は、新しいモデルに比べて機能や装備が限定されたり、どうしてもメンテナンスコストがかかります。

これらの理由から、一部のファンには引きが強いものの、一般ユーザーからの需要は低くなり価格が下がるのです。

中古車市場で安いといっても、品質が劣るわけではありません。
V40とV60、ボルボがほこる高品質な代表モデルでは、安全性や信頼性において高い評価を受けています。

ボルボの中古車をさらにお得に買う方法！

ボルボの中古車は安く買いやすいといえます。

しかし、インターネットで得られる中古車の情報は30％ほどで、残りの70％はプロ向けの非公開情報といわれます。

一般公開されている情報は、手あかがついていることが多く注意が必要。

個人の方でも「ズバット車販売」を利用すれば、中古車のプロ向け情報にアクセスでき、状態の良い中古ボルボを紹介してもらえる可能性があります。

なるべく表に出ていない鮮度の高い情報を入手するようにしましょう。

中古ボルボを買うのであれば、一般公開されている情報ではなく、まずは非公開車を探されることをおすすめします。
＞＞　ズバット車販売

ボルボでおすすめ・狙い目の中古モデル

ボルボはさまざまなモデルが展開されていますが、特におすすめの中古車モデルをタイプ別にご紹介します。

1. ボルボV60
   
2. ボルボXC90
   
3. ボルボS60

①ボルボV60

V60は、ボルボのステーションワゴンで、S60と同じプラットフォームを使用しています。

古い車種だとかなり安く買うことができ、新しいものでも割安感があります。

ボルボの定番モデルですが、最新の安全性能をそなえた2018年以降すすめです。
2019年式は、室内空間の快適さがアップし洗練されたエクステリアが特徴。
ハイブリッドモデルも進化し、走りや燃費の向上を感じられるはずです。

V60はもともと、大きな荷物を運ぶために必要なスペースを持っている上に、スポーティーでボルボらしいエレガントなデザインを兼ね備えています。日常からアウトドアまで使えます。

②ボルボXC90

XC90は、高級感あふれるデザインと快適な乗り心地を備えたボルボのフラッグシップSUVです。
中古車市場でも人気が高く、新車価格よりも安い価格で手に入ります。

初代も世界中でかなりの人気を博しましたが、特に2016年以降の第2世代のXC90
は洗練された外観と快適な乗り心地、先進的な安全機能をほこります。

ハイブリッドモデルも投入されたことで、輸入外車の問題とされていた燃費性能も改善されています。

③ボルボS60

S60はボルボのセダンタイプでスポーティーな車を好む方におすすめです。

2019年以降は新しいデザインと運動性能を向上させる最新テクノロジーを導入し、よりスポーティーで低重心化による安定感のある乗り心地を実現。

自動運転システムも含めた高度な安全機能も搭載されていて、長距離運転でもドライブを楽しめます。

ボルボは年々、大きく進化しているため古い年式よりも新しい年式の方がおすすめです。
上記のとおり、なるべく改良が加えられた年式を選ぶと満足度も高いです。

ボルボ中古車の安さに関するQ&A

ボルボv40の故障率が高いって本当？

ボルボV40の故障率が高いということはなく、あくまで個々の車両の故障率は、車両の年式や走行距離、運転状況、メンテナンス回数によります。

ただ、2015年のビッグマイナーチェンジ以前のV40は、それ以降のものと比べると故障が多いとの声はあります。

古いタイプは安価で買えるため、それによって故障報告が目立っている側面はあるかもしれません。

ボルボの中古車を買う上での注意点は？

ボルボの中古車を買う上で3つのポイントは押えておきましょう。

メンテナンスが前提の車のため、車両の状態については外装や内装の傷や汚れはもちろん、エンジンや足回りなどのメカニカルな部分もチェックしましょう。

自分でチェックできない場合は、ボルボ認定中古車または、「AIS」や「日本自動車査定協会」など第三者の評価がついた中古車を選ぶと、大幅にリスクをへらせます。

さらに、アフターサービスや保証期間がしっかりしていれば、中古のボルボでも安心して購入できるはずです。

ボルボの中古車はなぜ安い？のまとめ

ここまでボルボの中古はなぜ安い？その理由と狙い目モデルについてまとめてきました。

改めて理由をまとめると以下の通りです。

ボルボは中古車だからといって品質が劣るわけではなく、今回ご紹介した「V40」「V60」などは安く購入しやすいといえます。

歴史が長い車でさまざまなモデルやグレードがありますが、ぜひ自分の予算にあったボルボの購入を検討していきましょう。