「スバル」と聞けばインプレッサを連想する人は多いのではないでしょうか。
ワールドラリーにも参戦した高性能のスポーツカーで、最近では安全で乗りやすい車というイメージを持つ人もいるかもしれません。
そんなインプレッサの中古市場における平均相場は安いといえます。
ここでは中古のインプレッサならではの安い理由や、購入時の注意点を解説します。
目次
インプレッサの中古が安いと言われる6つの理由
走行性や安全性に優れているインプレッサですが、希少車をのぞくと中古は比較的安いといえます。
なぜインプレッサは安いのか?
インプレッサの中古が安い理由はおもに6つあります。
中古が安い理由
- スバルの中で価格が安い
- 不人気モデルの影響
- 燃費が低い
- 走行距離が長い
- スポーツタイプが安い
- 中古に多く出回っている
ここから順番に解説していきますね。
①スバルの中で価格が安い
インプレッサの中古車が安い理由の一つ目として、インプレッサそのものがスバルの中でエントリーモデルに位置づけられており、スバルの中でも安いことがあげられます。
新車価格が比較的安いため、中古車ではなおさら安いものが見つかるのです。
②不人気モデルの影響
インプレッサは様々なモデルがあり、値段が落ちないものもあれば、格安で売られるものもあります。
中古車市場で人気のないモデルは、価格が下がります。
代表的な例としてインプレッサのハッチパックの1500ccなどパワーユニットが弱いモデルの評価が低く、かなり安く売られています。
インプレッサハッチバックの1500ccは走りに興味あると言う人種は買ってはいけない車。特に4WDは走らない、加速しないので有名。(引用:カービュー)
不人気モデルがインプレッサの中古価格を押し下げているといえます。
③燃費が低い
インプレッサは、エンジンの搭載位置の関係で、ライバル他車よりも燃費が良くない傾向があります。
燃費が悪い車両は、中古車市場では価格が下がりやすく、どうしても不利になってしまう側面があるのです。
④走行距離が長い
インプレッサはそもそもスポーツタイプの走りを楽しむ車として人気があり、中古車は走行距離が長い傾向にあります。
走行距離が長い中古車も、車両の価値が低くなるためインプレッサの中古は安くなりがちといえます。
⑤スポーツタイプが安い
長年スポーツカー作りに励んできたスバルはスポーツタイプの車、特に四輪駆動の車づくりを得意としています。
スバルが独自にもつ技術によって、リーズナブルな価格でスポーツタイプの車を開発し、販売することが可能となっているのです。
⑥中古に多く出回っている
最後にインプレッサの中古車が安い理由として、中古車市場に多く出回っていることがあげられます。
限定モデルのインプレッサは別として、インプレッサは中古車市場ではかなり在庫が多い方です。そのため値段も手ごろなものが見つけやすいのです。
インプレッサの中古車をさらに安く買う方法!
インプレッサの中古車は安く買いやすいといえます。
しかし、インターネットで得られる中古車の情報は30%ほどで、残りの70%はプロ向けの非公開情報といわれます。
一般公開されている情報は、手あかがついていることが多く注意が必要。
個人の方でも「ズバット車販売」を利用すれば、中古車のプロ向け情報にアクセスでき、状態の良い中古インプレッサを紹介してもらえる可能性があります。
なるべく表に出ていない鮮度の高い情報を入手するようにしましょう。
中古インプレッサを買うのであれば、一般公開されている情報ではなく、まずは非公開車を探されることをおすすめします。
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インプレッサ中古車の価格相場
インプレッサの中古車は年式や排気量、ハッチバックかセダンかスポーツタイプか、オプションがあるかでも変わります。
ここでは、年代別の中古価格相場をご紹介します。
5代目(2017年以降)の価格相場
年式別に見てみると、5代目となる2017年以降のモデルだと100万円代後半から200万円の価格が主な相場です。
さらに新しいモデルや程度がとても良いものであれば250万円を超えるものもあります。
4代目(2017年以前)の価格相場
4代目以前のモデルになると、120万円が平均相場になります。
この年式になると、走行距離や劣化の具合に大きな差も出てきているため、50万円くらいから見つけることもできます。
注意点としては、初代や2代目インプレッサは希少価値がついたモデルも多く、300万~1000万の値がつくので避けましょう。
インプレッサ中古車のおすすめ年式
ここまでの情報をふまえて、中古のインプレッサのおすすめ年式を2つご紹介します。
おすすめの年式
- 五代目インプレッサの2017年式
- 三代目インプレッサの2012年式
五代目インプレッサの2017年式
予算に余裕がある人におすすめなのは、五代目(2016年10月25日~2023年3月)のインプレッサスポーツ2.0i-Lアイサイトです。
六代目が登場して買いやすくなり、現行に近いインプレッサなので、長く乗りたい人に適します。
アイサイトなどのスバルの代名詞と言える安全技術も完備し、エンジンの出力もパワーがある2.0なので、安全性も走りも申し分ありません。
五代目の中では古く、価格が落ちている2017年モデルが狙い目です。
三代目インプレッサの2012年式
価格を抑えたい人におすすめなのは、三代目の2012年式インプレッサです。
インプレッサは2011年12月にモデルチェンジを行っており、2012年式のインプレッサは性能がよい車が市場に多く出回っています。
この年代のインプレッサであれば、アイサイトやエンジンの大きさなどにこだわって探しても、現行のモデルよりもかなり価格を抑えて購入できるでしょう。
インプレッサを中古で購入する際の注意点
インプレッサの中古を購入する際の注意点をご紹介します。
実車を確認できない場合の対処法もあるため、最後までご確認ください。
インプレッサ中古の注意点
- 車両の状態は入念にチェック
- 事故歴やメンテナンスを確認
- 可能であれば試乗する
- 第三者機関の評価書のある車を選ぶ
①車両の状態は入念にチェック
インプレッサはもともとラリーカーとして進化してきたため、操作性や応答性は現行車にも引き継がれており、走りの基本性能が優れた車といえます。
特にスポーツモデルの場合、前オーナーが無茶な運転をしていることも考えられます。
中古でインプレッサを購入する際にはこれらを念頭に置いて、外装から内装にかけて車両の状態は入念にチェックしましょう。
②事故歴やメンテナンスを確認
事故歴や修復歴、メンテナンス状況をチェックしておくことも大切です。見た目がきれいな車体であっても、事故歴があるものは避けるべきです。
また、メンテナンスに関してオイル交換や部品交換などの履歴を確認することで、購入後のトラブルをある程度避けることができます。
ポイント
オイル交換をしているということは走行消耗が多いと言えますが、適切に行われている車はメンテナンスがしっかりしているとも言えます。
逆にメンテナンスが行われていない車は注意が必要です。
③可能であれば試乗する
車両の状態は見てみればある程度はわかりますが、エンジンの状態や足回りの具合は目視だけでは分かりません。
インプレッサのような走りに特化した車は購入する前に試乗することは大切です。
試乗する際には走行性能はもちろん、車内からの眺め、エアコンやナビなどの操作のしやすさなど日常使いをイメージして確認しましょう。
④第三者機関の評価書のある車を選ぶ
目視で確認できない部分があったり、試乗ができない場合は第三者機関の評価書がある車を選びましょう。
大手販売店のものでも構いませんが、「AIS」や「日本自動車査定協会」など第三者の評価がついた中古車が安心です。
第三者機関の評価書がある車はリスクが低く、目視できなくても安心して購入することができます。
インプレッサ中古車が安い理由まとめ
スバル インプレッサの中古車が安い理由や、おすすめの年式、購入する上での注意点をまとめてきました。
インプレッサの中古は安く買うことができ、安い理由についても不安になるようなことはありません。
ただ、スポーツタイプの車のため走行距離が長かったり、無茶な運転をしていたということもあるので中古車の状態はよく確認しましょう。
今回ご紹介した内容を参考にして、インプレッサの中古も検討してみて下さい。