2023年の4月21日に発売された新型ZR-V。スタイリッシュなデザインと先進の安全装備で人気を集めていますが、納期遅延が深刻化していました。
しかし、2024年に入ってから生産体制が強化され、納車スピードが向上しています。
本記事では、最新情報に基づいてZR-Vの納期状況を徹底解説します。
- 最新の納期情報
- 納期に関する口コミ
- 今後の予測
- 生産状況と受注停止リスク
- 納車が早まるコツ
気になるポイントを余すことなく網羅し、納車待ちの方や契約を検討している方にとって、役立つ情報を提供します。
今すぐ、ZR-Vの最新納期情報を確認しましょう!
目次
ホンダZR-Vの最新納期情報
タイプ | 納期 | |
ハイブリッド車 | 1~4ヶ月 | |
ガソリン車 | 1~5ヶ月 |
最新の現地調査ではZR-Vの納期目安は、ガソリン車が5ヶ月、とハイブリッド車が4ヶ月と、ともに6ヶ月以内と短縮しています。
一部タイプ・カラーによっては1ヶ月で納車される例も出てきています。
現在のZR-Vは2022年11月の発売から生産を上回る受注が積み上がり、納期が長びいていましたが納期は改善されました。
しかし、ホンダの他の車種と比較すると、ZR-Vの納期は長いでしょう。
車種名 | 納期目安 |
ヴェゼル | 1ヶ月 |
N-BOX | 1~2ヶ月 |
シビック | 1ヶ月 |
ヴェゼルやN-BOXのような人気車でも納期は改善されて1-3ヶ月程度です。
ZR-Vはこれらの車種を大きく上回る半年以上の納期となっており、需要が供給を越えていることが明白です。
ネット上の口コミにも、注文後の納期待ちに関する不満が一部見られる状況です。
ZR-Vの納期に関するツイッターの口コミ
ZR-Vの納期について気になるツイッターの口コミをご紹介します。
ZR-V e-HEV Z AWD
納車された長納期だからってキャンセルする人がいると、こうやって短納期で回って来てありがたい(二台連続キャンセル車) pic.twitter.com/H8EjjtIyKE
— TNJR (@tonjiru31) April 27, 2024
ホンダZR-V(ZRV)の納期定点観測
・現在の納期目安は6~9ヶ月程度
・納期はHV車を中心に短縮中
・昨年末から生産数も増加傾向
・納期改善の兆しあり
・買い時となりつつある— プリズムアップ@車の納期情報 (@kuruma598605) January 19, 2024
ZR-Vの納期遅れの原因と今後の予測
ZR-Vの納期が長い原因は以下のとおりでした。
納期が長い理由
- 想定以上の人気
- 半導体不足
CR-Vの後継車という位置づけでしたが、想定よりも人気が出たことで、生産が間に合わない状況が続いています。
2023年4月に正式販売されましたが、2023年3月時点で既に1年以上の納期が見込まれていました。
ZR-Vはきわめて評価の高いSUVであり、高需要につながりました。
ZR-Vの納期が早まる時期
ポイント
- 早まる時期:2024年後半
ZR-Vの生産台数は月を追うごとに増えており、2023年10月には3,000台を越えました。
このペースでいけば2024年中に納期は正常化するでしょう。
車の納期遅れについての改善は、半導体の供給状況に大きく依存しています。
自動車メーカー大手フォルクスワーゲンは、業界の半導体不足が2024年に終わる可能性を示し、日本国内の納期正常化も2024年中との見方があります。
ZR-Vの生産状況と受注停止リスクを解説
販売月 | 販売台数 |
2024年9月 | 3,381台 |
2024年8月 | 3,277台 |
2024年7月 | 4,664台 |
2024年6月 | 4,470台 |
2024年5月 | 3,185台 |
2024年4月 | 3,179台 |
2024年3月 | 4,925台 |
2024年2月 | 3,833台 |
2024年1月 | 3,741台 |
2023年12月 | 3,103台 |
2023年11月 | 4,117台 |
2023年10月 | 3652台 |
2023年9月 | 2416台 |
ZR-Vの生産状況は安定傾向にあり、生産能力が上がっていることが分かります。
最新の月平均受注台数は3000台となっており、モデル末期のCR-Vの受注台数のおよそ5倍以上であることから、人気化していることも見てとれます。
人気はありますが生産能力も上がっているため受注停止リスクは低いでしょう。
ただ、受注を一時停止して生産のキャパシティを調整することはありえます。
購入プランを立てる上では、このような状況を理解し、最新の受注状況を定期的に確認することが求められるでしょう。
ZR-Vの納期が早まるコツ
少しでも早くZR-Vを手に入れたいなら、積極的に行動することが重要です。
納期が早まるコツを抑えておき、長い待ち時間を短縮するように工夫しましょう。
人気のグレードとボディカラーを選ぶ
選択するグレードとボディカラーによって、納期は大きく左右されることがあります。
人気のあるグレードやカラーは、生産計画において優先される傾向にあり、これらを選ぶことで納車を早めることが期待できます。
ZR-Vで人気のグレードとボディカラーは以下の通りです。
人気のグレード
- e:HEV X
人気ボディカラー
- プラチナホワイト・パール
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムクリスタルガーネット・メタリック
ZR-Vは燃費が良く、コストパフォーマンスに優れる「e:HEV X」グレードが人気です。
ボディカラーでは、定番色に加えて圧倒的存在感を放つプレミアムクリスタルガーネット・メタリックも人気です。
複数の販売店へ問い合わせをする
複数のディーラーへこまめに問い合わせすることは、ZR-Vの納期を短縮するための効果的なアプローチです。
各販売店にはメーカーから割り当てられた車両台数が異なるため、店舗によって納期に差が出ることがあります。
ZR-Vのような納期が心配な方は、複数のディーラーに問い合わせて、早期納車が可能な仕様(グレードやボディカラー)があるかを確認すると良いでしょう。
大規模ディーラーを優先する
納期を短縮したい場合、大規模ディーラーを優先するのも一つの手です。
これらのディーラーは、多くの車両割り当てを受け取るケースがあり、納車までの待ち時間が短くなる可能性があります。
都市部のディーラーも割り当て台数が多い傾向にあるため、地理的な位置を考慮するのも一つの戦略です。
ZR-Vの代わりとなる車に乗る
どうしても納期が待てない場合は、ZR-Vの代わりとなる車を選ぶのも一つの選択肢です。
現在、1~2ヶ月で納車できるおすすめSUVは以下の2つです。
- マツダ CX-5
- 三菱エクリプスクロスPHEV
マツダ CX-5はサイズがZR-Vに近く、洗練されたデザインとスポーツアピアランス(体裁)が魅力です。総合力も申し分がありません。
三菱のエクリプスクロスPHEVはe:HEVシステムと似た電動走行の感覚を提供し、サイズ感やスポーティなデザインもZR-Vと重なります。
全体のまとめ
あらためて、ホンダZR-Vの最新納期情報をまとめました。
最新納期目安 | ガソリン車:1~4ヶ月 e:HEV:1~5ヶ月 |
納期の長い原因 | 想定を越えた人気 半導体不足 |
納期改善時期 | 納期早まる:2024年から |
納期が早まるコツ | 人気グレード・カラー選択 複数ディーラーへの問い合わせ 大規模ディーラー優先 |
代替車種 | マツダCX-5 三菱エクリプスクロスPHEV |
ホンダZR-Vの納期は、想定以上の人気や半導体不足などで若干遅れていました。
生産自体は安定してきているため、今後は徐々に改善されていくでしょう。
2024年以降は納期が早まる傾向が出てきています。
このような状況で納期を少しでも早めるためには、今回紹介したコツを抑えて行動していきましょう。