レクサスのSUVラインナップは多様なニーズに応えるため幅広いモデルを展開し、その中でも「RX」は高い人気をほこります。
この記事では、レクサスRXのサイズにフォーカスし、そのポイントや旧型からどのように変わったのか、NXとの比較まで解説します。
レクサスRXの購入や乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ポイント
・慣れが必要だが大きすぎることはない
・サイズを感じさせないフットワークの良さがある
・旧型から居住性が向上
・旧型から積載性も大幅に向上
目次
レクサスRXの外装サイズを徹底解説!寸法図付き
レクサスRXの魅力の一つは、存在感のあるサイズ感です。
レクサスRXの外装サイズ
実際のサイズ・寸法は以下のとおりです。
RX350 | RX350h/RX450h+/RX500h | |
全長 | 4,890mm | |
全幅 | 1,920mm | |
全高 | 1,705mm | 1,700mm |
ホイールベース | 2,850mm | |
トレッド 前/後 | 1,650/1,675mm | |
最低地上高 | 195mm | |
定員 | 5名 | |
重量 | 1,870~1,950kg | 1,940~2,010kg (RX350h) 2,160kg (RX450h) 2,100kg (RX500h) |
全長は4,890mmと、同クラスのSUVの中でもトップクラスの大きさです。
全幅も1,920mmとワイドなため、堂々とした存在感を放ちます。
全高は1,700mm(RX350h/RX450h+/RX500h)と1,705mm(RX350)の2種類があり、RX350の方が若干高くなっています。
ホイールベースは2,850mmと長いため、安定した走行性能を実現しています。
最低地上高は195mmと、SUVとしては標準的な高さです。
定員は5名と、十分な広さを確保しています。
レクサスRXの外装サイズ感
レクサスRXの外装サイズは、大きく感じると同時に、街中でも扱いやすいという絶妙なバランスです。
全長が4,890mmと長いので、駐車場選びに困る場合もありますが、フロントの見切りが良く、運転が苦手な方でも比較的安心して運転できます。
全幅が1,920mmとワイドなので、狭い道では取り回しに気を使う場面もありますが、ミラーの見切りが良く、慣れれば問題ありません。
全高が1,700~1,705mmと高めなので、立体駐車場によっては駐車できない場合もありますが、ルーフキャリアの装着も可能です。
ホイールベースが2,850mmと長いので、長距離ドライブでも疲れにくく、乗り心地も抜群です。
レクサスRXの外装サイズまとめ
レクサスRXは、大きく感じると同時に、街中でも扱いやすいという絶妙なバランスの外装サイズを備えています。
駐車場選びや狭い道での取り回しには注意が必要ですが、乗り心地は抜群です。
高級感と日常の使い勝手を重視する方にとって、ピッタリな1台と言えるでしょう。
レクサスRXの内装サイズ
レクサスRXの内装サイズについてみていきましょう。
RX350 | RX350h/RX450h+/RX500h | |
室内長 | 1,915mm | 1,915mm |
室内幅 | 1,615mm | 1,615mm |
室内高 | 1,205mm | 1,205mm |
レクサスRXの内装は、モデルチェンジを経て先代のモデルを大きく上回る質感と、快適性をさらに追求するための細やかな改善が施されています。
内装サイズは、全長で1,915mm、全幅1,615mm、全高で1,205mmとなっており、乗員にとって十分な空間を確保しています。
運転席では、フロントピラー(フロントガラス両端の柱)を後方に改善したことで、前方の視界が広がり、広々とした印象が増しました。
フロントシートバック(背もたれ)はスリム化も行うことで、後席の乗員に対してより開放感のある空間を提供しています。
乗降時の利便性も配慮され、低床化やスカッフプレート、センターピラーカバーの形状変更により、後席の乗降もスムーズです。
このように、レクサスRXの内装は質感のみならず、快適性や利便性を追求した室内設計が魅力です。
レクサスRXの荷室サイズ
レクサスRXの荷室は、レクサスの中でも群を抜いた積載性をほこります。
特に、現行モデルでは荷室のサイズと容量が大幅に改善され、より多くの荷物を収納できるようになりました。フル乗車時の荷室容量は、先代モデルの553リッターから、612リッターへと拡大。
荷室の実用性については、ゴルフバッグであれば9.5インチのものが4個収納可能であり、スーツケースに関しても大型の77リッターと63リッターのものをそれぞれ2個ずつ、合計4個を積むことが可能です。
また、リアシートを倒すことでさらに拡大するラゲッジスペースは、スノーボードのような長い荷物も積めます。
このような容量は、家族旅行やグループでの活動にも便利で、多くの荷物を必要とするシチュエーションでもレクサスRXならば余裕を持って対応できます。
さらに注目すべきは、「ハンズフリーパワーバックドア」が標準装備されていることです。
この機能は、リアバンパー下でのキック操作により、両手が荷物でふさがっている場合でも簡単に荷室を開閉することができます。
買い物帰りや大量の荷物を運ぶさいなど、重宝するでしょう。
RXの旧型と新型のサイズ比較
RXの旧型と新型のサイズ比較は以下のとおりです。
単位(mm) | 旧型モデル | 新型モデル |
全長 | 4,890 | 4,890 |
全幅 | 1,895 | 1,920 |
全高 | 1,710-1,725 | 1,700-1,705 |
トレッド 前/後 | 1,640/1,630 | 1,650/1,675 |
室内長 | 2,095 | 1,915 |
室内幅 | 1,590 | 1,615 |
室内高 | 1,200 | 1,205 |
レクサスRXの旧型(4代目)から新型(5代目)への進化では、全長は変わらず、ホイールベースが2,790mmから2,850mmへと60mm延長し、全幅が1,895mmから1,920mmへと25mm広がりました。
サイズの拡張は、新型RXの伸びやかなスタイリング、乗り心地や室内空間の両方にプラスになっています。
全高は、先代モデルの1,710-1,725mmから若干低くなり、トレッドが拡大(前+15mm/後+45mm)しています。この変更は、スポーティーな外観を高め、走行性やハンドリングの向上につながっています。
RXとNX、ハリアーのサイズを比較
単位(mm) | RX | NX | ハリアー |
全長 | 4,890 | 4,660 | 4,740 |
全幅 | 1,920 | 1,865 | 1,855 |
全高 | 1,700-1,705 | 1,660 | 1,660 |
室内長 | 1,915 | 2,095 | 1,880 |
室内幅 | 1,615 | 1,590 | 1,520 |
室内高 | 1,205 | 1,200 | 1,215 |
荷室容量 | 612L | 545~572 L | 408 ~409 L, |
レクサスRXの大きさは、より広い室内空間と積載能力を求めるユーザーに向いています。
全長4,890mm、全幅1,920mm、全高1,700-1,705mmという寸法で、このグループの中で最も大きな車体を持っています。
一方、レクサスNXは全長4,660mm、全幅1,865mm、全高1,660mmと、RXとハリアーのちょうど中間に位置し、快適性と実用性のバランスが取れています。
室内サイズも効率的な空間利用がされていますが、荷室容量は少なめなので注意しましょう。
トヨタハリアーは、RXに比べると一回り小さく、より取り回しの良さを重視するユーザーに適しています。ただ、室内空間の広さと積載性は劣るでしょう。
RXはこの中でもっとも大きなサイズですが、取り回しも良く寸法ほどの差は感じません。
RX、NX、ハリアーについては、自分の用途と好みに合わせて選びましょう。
まとめ
レクサスRXはトヨタのSUV群の中で大きな部類ですが、街乗りでも高速でも乗りやすいように配慮されています。
運転が苦手な人にとっては慣れが必要なサイズかもしれませんが、大きすぎるということはありません。
スポーティーな外観、ゆったりできる室内空間と積載能力は他のSUVにない強みですので、試乗して購入を検討されるとよいでしょう。
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