2019年に日本販売が復活したRAV4は、力強いスタイリングと高い走破性が魅力のSUVです。
世界的大ヒットを続けるトヨタ新型RAV4ですが、最新納期や生産状況についてくわしく解説します。
新型RAV4の最新納期情報
新型RAV4の最新の納期は、ハイブリッドとガソリンモデルが3ヶ月、PHEVモデルが5ヶ月となります。
- ハイブリッドモデル:3ヶ月
- ガソリンモデル:3ヶ月
- PHEV:5ヶ月
現在の納期は早まる傾向にありますが、PHEV車だけ若干の遅れが出ているため注意しましょう。
口コミでも納車待ちをしている人は多く、予断を許さない状況です。
地域によって納期に差があり、ディーラーへの割り当てと注文のバランスによります。納車連絡が来なくても焦らず待てば問題ありません。
現在は2024~2025年に予定されるモデルチェンジの影響で、再び受注停止をする可能性があるため早めの契約が推奨されます。
RAV4の納期は一時期より短縮傾向
新型RAV4は、2019年の販売開始から人気の高さと半導体不足の影響で、たびたび受注停止を繰り返していました。
現在の新型モデルの生産は目途が立っている状況です。
ただ、気を付けなければならないのは、2024年~2025年に実施されると噂されているフルモデルチェンジの関係です。
そこから逆算すると2024年中にふたたび受注停止になる可能性があります。
納期が短くなったとはいえ、再び長期化する可能性もあるので、購入を検討している方は早めのオーダーがオススメです。
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新型RAV4の納期推移をチェック
RAV4の納期は以前より短くなったとはいえ、いまだに待つケースが多いようです。
そこで最近6ヶ月間の納期推移をチェックし、どのような傾向にあるのか考えてみましょう。
RAV4の納期の推移
新型RAV4を契約してから納車までの期間は、以下のような推移となっています。
契約年月 | 納期 | 補足情報 |
2024年5月 | 3~5ヶ月 | PHEVに遅れ |
2024年4月 | 4~5ヶ月 | PHEVに遅れ |
2024年3月 | 4~5ヶ月 | 一部販売店で受注停止 |
2024年2月 | 4~8ヶ月 | 一部販売店で受注停止 |
2024年1月 | 4~8ヶ月 | 一部販売店で受注停止 |
2023年12月 | 5~8ヶ月 | 納期は若干遅れる |
2023年11月 | 3~7ヶ月 | |
2023年10月 | 3~5ヶ月 | |
2023年9月 | 2~4ヶ月 | 納期早まる |
2023年8月 | 受注停止 |
2023年2月末には、受注停止した時点のバックオーダーを納車するのに9ヶ月を要していましたが受注再開後、納期は短縮しています。
現在は納期が早まることがあれば、遅れることがあるなと少し不安定な状況です。
それでもトヨタのSUVの中で納車は早いでしょう。
ライバル不在で注文が減らないRAV4
新型RAV4は、プラットフォームはハリアーと同じながら、本格的クロスカントリー車を思わせる野性的なデザインが人気です。
RAV4と張り合えそうなライバル車は総じて「シティー派SUV」です。
つまり、価格やスペックだけなら比較できても、RAV4を支持している人が離れることがありません。
ライバル不在が、RAV4納期の長期化の一因であると考えられます。
RAV4の納期はいつ早まる?生産状況から考察
新型RAV4の納期が長い理由は単純で、RAV4の生産数を上回る注文が殺到しているからです。
そこで、RAV4の最近6ヶ月間の生産状況を見ることで、今後の納期がどうなっていくのか考察してみましょう。
RAV4の生産状況
毎月の自動車販売台数を発表している自販連のデータによると、最近6ヶ月のRAV4販売台数は以下のとおりです。
販売年月 | 販売台数 |
2024年3月 | 3,130台(前年比43.1%) |
2024年2月 | 2,434台(前年比36.9%) |
2024年1月 | 2,269台(前年比47.8%) |
2023年12月 | 1,929台(前年比67.6%) |
2023年11月 | 2,330台(前年比106.2%) |
2023年10月 | 2,140台(前年比98.2%) |
2023年9月 | 2,484台(前年比67.0%) |
2023年8月 | 2,511台(前年比127.9 ) |
2023年7月 | 3,327台(前年比111.2%) |
新型RAV4は月間販売目標を3,000台としていたので、最近は思ったように生産数が増えないケースがあります。これが納期不安定な理由といえます。
トヨタの発表によると、半導体を始めとした様々なサプライ調達が滞っていることが原因で、それが未だに解決できていないようです。
2023年10月には系列部品メーカーの工場で爆発事故があり、トヨタグループの完成車工場が長期間停止する事態となったことも影響しているでしょう。
すっかり常態化してしまった半導体不足ですが、専門機関や半導体メーカーからのアナウンスでは2024年中に正常化する見込みです。
今後の納期はどうなっていくのか?
新型RAV4の生産台数が思うように増えないことが分かりましたが、それを踏まえると2024年以降の納期はどうなっていくのでしょうか。
もしこのまま2,000台前後の生産数で推移していけば、そう遠からず再度の受注停止という事態も考えられます。
しかし、2024年以降は半導体不足が正常化するため、生産増加による納期短縮が期待できるでしょう。
RAV4の納期・納車の最新口コミ!
納期が安定しないRAV4ですが、SNSの口コミを確認すると「やっと納車になった」という喜びの声もあれば、未だに耐え忍んでいる方の口コミもあります。
そこで口コミから見える、新型RAV4の納期や納車に関する事例を見ておきましょう。
納車になった方の口コミ
5代目RAV4は、発売されてから5年近く経ったモデルで、販売台数も23万台を超えています。
23万人以上の人がRAV4をゲットしているので、喜びの声も多く見られます。
約7ヶ月待ちで
9月24日rav4納車しました☺️これから大切に乗ります☺️
よろしくお願いします😉 pic.twitter.com/5WZKYh4Ts0— ちょ子rav4 (@choco0629choco) September 25, 2023
7ヶ月待ちでRAV4を手に入れた例ですが、納車としては平均的な待ち期間だったといえるでしょう。
控えめな文章ですが、語尾に入りまくる絵文字から喜びのほどが分かります。
9月に頼んだRAV4納車!
今頼んだらもう来年の6月やってw pic.twitter.com/HlhBm8kpcx
— ちえ僧@オフショアジギンガーおじさん🦆 (@ryuzin1220) November 28, 2023
こちらは、かなり早く納車になったケースです。
ほぼ2ヶ月で納車されているので、とても運が良かったのかもしれませんし、少し注文のタイミングが後ろにずれていたら最悪今でも待っていた可能性すらあります。
未だに待っている方の口コミ
現在の納期を考えると、今でも1万5千人くらいの人がRAV4の納車待ちをしています。
今、どのような心境で待っているのか口コミから確認してみましょう。
アメリカ各地のライブカメラを見ていると、必ずと言って良い程現行型のRAV4が映る。それも結構な台数。
日本では納期がめちゃくちゃ長い。理由は"世界的な半導体不足"なんだそうだが、本当にそうならアメリカの田舎のインターステイトを沢山のRAV4が走ってる訳ないと思うのだが。
なんで?
— Hitoshi H (@HitoshiH5) January 16, 2024
この方は「アメリカなどの海外市場を優先しているのでは?」と疑っているようですが、そう思うのも無理ないことです。
ランクル300の4年を超える納期についても、中東などのお金持ちを優先しているという噂もありましたし、この円安状況ではあり得る話かもしれません。
今日は納車でした
ほんとはRAV4とか乗りたかったけど、受注停止してたので黒のシエンタになりました
このピカチュウとブラッキーは1台目のオーリスからずっと乗せてて、今回で3台目となる車のダッシュボードにも鎮座していただきました
紫外線ですっかり色抜けしてる🫢 pic.twitter.com/12ss5kPmf0— のがみ⚯̫BeN🚪🐕🎢 (@imer_nogami) July 8, 2023
受注停止のためRAV4を諦め、シエンタにした方の口コミですが、RAV4への想いが伝わってきます。
RAV4の納期が早まるコツ
新型RAV4の納期が長くなっているのは分かるにしても、少しでも納車を早くする方法はないのでしょうか。
ここでは、RAV4を早く手に入れる裏ワザについて説明します。
複数のトヨタディーラーへ問い合わせる
RAV4の納期は、地域によってバラつきが見られ、同じ地域でもディーラーごとに違いが見られます。
これは各ディーラーへ割り当てられているRAV4の台数が違うためで、そのディーラーの顧客数との兼ね合いで納期が変わるからです。
トヨタディーラーは全店舗でRAV4を扱っているため、1つのディーラーだけではなく、複数ディーラーへ納期を問い合わせてみましょう。
驚くほど早い販売店もあり、数を打てば当たることもあるのです。
キャンセル車を狙ってみる
新型RAV4の長い納期を待ちきれず注文をキャンセルする人がいます。
#拡散希望
RAV4 PHV
新車キャンセル枠の為納期待たずに
即納可誰か買いませんか? pic.twitter.com/MOBUa2BON3
— たろし@西野家 (@yutarou8008) June 7, 2023
このようなキャンセル車について、やはり複数ディーラーへキャンセル車が出たときに連絡を貰えるよう頼んでおくと選択肢が広がります。
他人の注文したRAV4なのでグレードやカラー、オプションなどは希望に合わないかもしれませんが、早く手に入れるという点では最速の方法です。
RAV4は新古車もオススメ
RAV4を早く確実に手に入れる方法は、新古車として販売されているものを買う方法です。
最近は納期の長い人気車を転売で儲けようとする向きもありますが、RAV4新古車価格を見ると比較的適正な価格となっています。
これは現行型RAV4の中古車が多いことが影響しているようで、一刻も早くRAV4を手に入れたいのなら新古車もおすすめです。
全体まとめ
トヨタ新型RAV4の現在の最新納期、生産状況についてまとめると以下のとおりです。
- 現在の納期は3~5ヶ月
- 人気が高く注文は減らない状況
- 納車待ちの口コミが多い
- 2024年以降は生産回復の見込み
- 今後は納期改善が期待される
現在の納期は3~5ヶ月となっており、人気が高く注文が減らないことから不安定です。
それでもトヨタのSUVの中では納車スピードが早いので心配は無用でしょう。
2024年以降は生産回復による納期安定が見込まれ、これからの契約はおすすめです。
ぜひ本ページを参考に、新型RAV4を最新情報をチェックしておきましょう。