非公開の中古車に興味をお持ちの方へ、このページでは非公開車両ついての疑問や探し方について解説します。
非公開車両といっても明確な定義はないため、よく分からない人もいると思います。
また、どのように探していけば良いのか、あまり知られていません。
これらの疑問を解消していきますので、ぜひ参考にしていってください。
車業界で働いていた経験と知識を活かし、表に出ないリアルな情報を書いている。新車、中古車ともに精通する。
目次
非公開車両の魅力とは?
非公開車両とは、仕入れられたばかりでまだ展示されていない中古車のことを指します。
一般的にはカーセンサーなどの「中古車サイトに掲載されていない車」のことを指すことが多いでしょう。
インターネット上で掲載されている中古車は全体の30%と言われ、残り70%は非公開車両と言われています。
そのためまだ表に出ていない優良車はもちろん、新中古車のような新車同様の車からマニアックな車まで、理想の中古車が見つけやすいのが魅力です。
検査や整備が行われていない状態でも、優れた中古車が入荷した旨が案内されることもあります。
中古車を買う上で非公開車両という選択肢をもっておくことは、得になることはあっても損することはありません。
非公開車両の探し方は2つ
ここからは非公開車両の2つの具体的な探し方をご紹介します。
いくつか注意ポイントがあるので、よく確認しておきましょう。
1.お店の担当者にお願いする
非公開車両を買いたいのであれば、中古車販売店の担当者と知り合いになっておくことが近道です。
非公開車両があることを公にしている販売店としては「ネクステージ」「WECARS(ウィーカーズ)」があります。
注意ポイント
そもそも全ての中古車販売店が「非公開車両」という言葉を使っているわけではありません。
意味が伝わらないことがあるので注意してください。
まずは中古車販売店に足を運び、セールス担当者に「ネットにない非公開車両を探している」ことを伝えましょう。
在庫があるかもしれませんし、もしなくても「希望に合う中古車が入ったら連絡を下さい」と伝えておけばよいでしょう。
このように話しておくことで展示される前に情報をもらえる可能性が高まります。
セールス担当者の人柄や対応を見た上で、非公開車両について切りだすのが良いでしょう。
2.インターネットサービスを利用する
販売店に足を運ぶのがめんどうくさいという場合は、インターネットサービスを利用する方法もあります。
「ズバット車販売」はネクステージと提携し、非公開車両の情報を提供するサービスを行っています。
インターネットサービスの注意点
非公開車両はその性質上、実際に生で見たり試乗したりはできず、写真と情報で購入を判断しなければなりません。
「ズバット車販売」は専門のスタッフさんと相談しながらとなりますが、そこで色々と聞いてしっかり納得できれば買うとよいでしょう。
相談は無料でできるので気軽に問い合わせてみましょう。
>> ズバット車販売の公式サイトを見る
ネクステージ以外で非公開車両はあるの?
最新の調査ではネクステージとWECARS(ウィーカーズ)以外で非公開車両について明記にしているところは確認できませんでした。
以下は当サイト調べで「販売店名 非公開車両」で検索した結果です。
販売店名 | 非公開車両の明記 |
アップル | なし |
オートバックスカーズ | なし |
ガリバー | なし |
カーセブン | なし |
ケーユー | なし |
TAX | なし |
ネクステージ | あり |
WECARS(ウィーカーズ) | あり |
ガリバーでは「非公開車両」、ビッグモーターでは「未公開車両」として紹介されていますが、そもそも中古車販売店で共通して使われる言葉ではありません。
あくまで造語的な意味合いもあるため、言葉のとりあつかいには注意しましょう。
非公開の中古車が存在する理由
そもそも非公開車両が存在する理由は以下が考えられます。
- わざわざ宣伝しなくても売れるから
- 中古車サイトへの掲載が間に合わない
非公開車両は、中古車サイトなどで宣伝しなくても売れると考えられています。
中古車サイトにある車は、月額の掲載手数料を支払うことで掲載されています。
それらを出さずとも売れると判断するので非公開になります。
つまり非公開車両というのは、売れやすい車と言い換えることができます。
特に大手中古車販売店では、足を運んで来店してくれるお客さんも多いため、宣伝されていない非公開車両も多いでしょう。
非公開中古車の注意点
非公開車両を検討するうえで、最低限注意しておきたいポイントを押えておきましょう。
自分の希望は明確にしておく
あらかじめ「欲しい車種」と「予算」と「年式」は最低限、決めておきましょう。
非公開車両のデータベースは膨大ですので、欲しい車を明確にしておくことで探しやすくなります。
希望イメージ
- 車種:トヨタ/シエンタ
- 予算:100万~150万円
- 年式:2018年以降
たとえばこのように設定しておけば、この条件に近い非公開車両の提案がしてもらえますし、ライバル車で状態が良いものが入れば教えてもらえる可能性があります。
入荷のタイミングに注意する
非公開車両を狙うのは良いことですが、思わぬタイミングで入荷されることもあり、タイミングが読めないということがあります。
フレキシブルに対応できるように準備しておく必要があり、忙しい人には向かない面もあります。
このようなことから、あくまで選択肢の一つとしておくのが無難です。
ネット掲載の中古車はやめた方がいい?
インターネットに掲載されている中古車がダメかというと一概にはいえません。
ネットに掲載しなければお客さんが来ないという個人販売店もあるためです。
しかし、掘り出し物である可能性は下がるといえるでしょう。
掘り出し物がネットに掲載されることはありますが、そういったものは早めに売り切れてしまうので毎日ネットをチェックする必要があります。
全体のまとめ
ここまで非公開車両とは何か?探し方から注意点までご紹介してきました。
全体をまとめると以下のとおりです。
- 非公開車両とは、仕入れられたばかりの中古車
- 明確な定義はない
- 宣伝しなくても売れる優良車が多い
- 探し方は中古販売店に足を運ぶが基本
- 非公開車を探す時は、希望条件を明確にしておく
- あくまで選択肢の一つとするのが良い
ひと手間かかる分だけ、優良な中古車が手に入りやすくなるため、非公開車両を狙うのはおすすめです。
何らかのコネクションは必要になりますが探し方は本記事を参考にしてください。
より満足のいく買い物をしたいという人はぜひ選択肢の一つとして押えておきましょう。