このページでは、発売からわずか1ヶ月足らずで受注停止となり、長納期が続いていたフェアレディZ(RZ34)の最新情報をリアルタイムでお伝えします。
納期が遅れているフェアレディZは、2024年11月に新型モデルを発表し、同月の21日より受注が再開されました。正式発売は2025年2月となります。
本ページでは、フェアレディZ愛好家の筆者が、最新情報をお伝えします。
目次
新型フェアレディZ(RZ34)最新納期・受注再開情報
- 最新納期:5ヶ月程度
フェアレディZの最新納期目安は、5ヶ月程度となり、受注が再開されています。
これまでの状況を整理すると、納期1年~1年3ヶ月で推移していましたが、2024年11月の新型モデル発表後は納期が早まる傾向にあります。
当ブログの取材で確認できている契約と納車の関係は以下のとおりで、早い人で5ヶ月、遅い人だと2年程度となっています。
契約時期 | 納車 |
2024年11月契約 | 2023年3月納車予定 |
2022年04月契約 | 2023年4月納車済み |
2022年04月契約 | 2023年6月納車済み |
2022年04月契約 | 2026年NISMO納車予定 |
注意点としては販売台数が限定されているため、基本的に抽選販売であること。
すでに1回目の抽選申し込みは終わり、2回目の申込期間は2025年1月9日~2025年1月31日となります。
購入を検討するならディーラーに対し、申し込める時期になったら連絡がほしい旨を伝えておきましょう。
なお、既存の顧客にしか販売できないケースもあるのでご注意ください。
フェアレディZはスポーツカーのため、数万台という受注が入っているわけではなく、すぐに受注停止になる可能性が高いでしょう。
フェアレディZの受注と納車状況
フェレディZの受注数については、およそ6,000台以上と言われています。
たかが6,000台と思われるかもしれませんが、過去2023年のフェアレディZの納車状況は以下の通りです。
年月 | 納車状況 |
2023年9月 | 71台 |
2023年8月 | 65台 |
2023年7月 | 115台 |
2023年6月 | 54台 |
2023年5月 | 67台 |
2023年4月 | 71台 |
2023年3月 | 137台 |
2023年2月 | 97台 |
2023年1月 | 63台 |
これを見れば、いかに注文に対して生産(国内割り当て)が少ないか分かります。
平均販売台数は1ヵ月あたり82台なので、単純計算で納車に至るまで納期は5年以上かかる計算です。
納車遅れに巻きこまれないためには、とにかく早く契約することが肝心になるでしょう。
新型モデルの発表とその取扱いについて
納期が延びる中、2024年11月にはフェアレディZの新型モデルが発表されました。
スポーツカーならではの年次改良に加え、専用チューンが施された限定モデル「フェアレディZ NISMO」が追加されたのがトピックスです。
受注停止で待っているお客様が多いことから、日産は「当面の間、フェアレディZをご注文され、長期間お待ちいただいているお客さまの中で、NISMOへの振替をご希望される方のみへの販売とさせていただきます」としました。
なお、新規で購入したい場合は、抽選での販売になっています。
フェアレディZの納期と受注再開はどうなるのか?
新型モデルの発表で受注再開されたフェアレディZですが、今後の納期と受注はどのようになっていくのでしょうか?
追いつかない生産
フェアレディZの生産遅れは、そもそも生産計画が少なすぎると指摘されています。
それに加え、日産関係者の話によると栃木工場の塗装工程に問題があるようで、全く生産が追い付かない時期があったようです。
栃木工場は、「日産インテリジェントファクトリー」として最先端の技術が投入されている工場ですが、思わぬ不具合が続出して対策に追われているといいます。
しかし、一部改良版の2025年モデルは、長納期を待ち続けた契約者にすぐ納車できる運びとなっていることからも、生産状況は上向いています。
受注再開はいつ?
フェアレディZは、2025年2月に新型モデルが正式発売されますが、現在は受注が再開されています。
ただし、販売店への振り分け台数は限定されているため、ほとんどのお店で抽選性となっています。
もとが大量生産するようなモデルではないため、同じように納期遅れが著しいトヨタのプリウスとは事情が異なり、そもそも契約できない可能性があります。
いずれにせよ販売店のディーラーと懇意になっておき、割り当ててもらえるように工夫することが大切です。
また、絶対に購入できないわけではないためいくつかアイデアをご紹介します。
フェアレディZを早く手に入れるための裏技
簡単に購入できない新型フェアレディZですが、早く手に入れる方法はないのでしょうか?
可能性は低くとも、一刻も早くフェアレディZを手に入れる方法をまとめました。
複数のディーラーでキャンセル待ちを申込む
トヨタのランクルでもあったケースですが、あまりにも納期が長期化すると一定数のキャンセルが発生します。
そんなキャンセル車を狙うのも、可能性は低いとはいえ有効な手立てです。
申込も複数のディーラーへ声をかけ、少しでも可能性を高めるようにしましょう。
ただ、注意点としてはフェアレディZは一番安いグレードでも539万9千円という高額車なので、声がかかったときに慌てない準備は欠かせません。
どうしてもすぐ欲しいなら新古車
すぐにフェアレディZを手に入れたいのなら、新中古車という手もあります。
ちなみに、新型フェアレディZの新古車相場を見ると、645万円~1260 万円というプレミア価格がついています。
待っていたら確実に手に入るというわけでもなさそうなモデルだけに、非常に悩ましい問題ですが、一つの選択肢として考えてみましょう。
フェアレディZの納期・納車事例と口コミ
現在フェアレディZが納車された方の口コミをまとめました。申込をしたディーラーによって納車時期に差があるようです。
新型フェアレディZ納車しました!
念願の国産スポーツカー死ぬまで大事に乗っていきたいと思います!#RZ34#400z
?@kazuki_zn6 pic.twitter.com/jYLquDZ9Aq— ?????? (@jp_400z) March 12, 2023
ただ、契約された方のほとんどは、今も納車待ちなのが現実です。
直近の納車に関する口コミ
先ほども納車で喜びの投稿をされている方を紹介しましたが、納車された方は皆さん感動しているようです。
突然ですが…
本日、次の愛車(フェアレディZ RZ34)を納車して頂きました!!免許取得後、初のMT車なのでとりあえず頑張って慣れます?? pic.twitter.com/f1iOw6CYyL
— 拓海 (@Otaku_0827) April 8, 2023
初めてのMT車がフェアレディZとはチャレンジャーですが、ほとばしるような喜びが伝わってきます。
早めの申し込みが必須
納期が長いとがっかりしてしまいますが、憧れのフェアレディZを手に入れるためには申込まなければ先に進みません。
新型フェアレディZ契約しました!
納期は未定でおそらく2年以内には‥
最悪は納車されない可能性も覚悟してくださいとの事です!
新型Z納車待ちの皆さまよろしくお願いします! pic.twitter.com/zMjrlXOHTb
— Comet-RZ34 (@Comet_nissanZ) June 18, 2022
このように、最悪のケースも受け入れながら契約するのが「フェアレディZマニア」の正しい姿です。
フェアレディZ納期が早まるコツ
フェアレディZの納期が早まるコツについて、その可能性とともに考えてみましょう。
正規の大規模ディーラーで購入
正規ディーラーとサブディーラーを比べたら、少なくともフェアレディZの購入であれば正規ディーラーを選択するのが正解です。
また、ディーラーの規模は分母が多いほど色々な可能性が広がります。
複数のディーラーに申し込む場合も、大規模ディーラーは外さないようにしましょう。
生産枠の多いグレードとカラーを選ぶ
フェアレディZを申込めたとして早く手に入れるためには、人気グレードや人気カラーを選びましょう。
もしフェアレディZを早めにゲットしたいなら、リセールバリューを含めてMTモデルが絶対オススメです。
フェアレディZの受注では9割以上がMTモデルで、人気カラーは「プリズムホワイト-スーパーブラックの2トーン」や、「ミッドナイトブラック」です。
新型フェアレディZ(RZ34)納期と受注再開情報まとめ
日産新型フェアレディZの納期や受注に関する情報をまとめると以下のとおりです。
- 最新納期は5ヶ月程度
- 受注再開しているが抽選式のため注意
- 理論的には最長で5年超の納期もありえる
- とにかく早めの契約が吉
- キャンセル待ちに一縷の望みあり
日産フェアレディZ(RZ34)は、完全に指名買いの高額スポーツカーのため、生産体制の拡充が難しい状況にあります。
納期については早まる状況となっていますが、状況が変わることがあれば本ページを更新します。
キャンセルが出やすい車のため、キャンセル待ちの申し込みをしておくのは得策です。
フェアレディZへの最新状況の改善に期待しましょう。