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金融投資の失敗談と損失額の最新アンケート調査。株・仮想通貨・不動産投資 他

最終更新日 2023年12月31日

金融投資の失敗談

マイスターノートでは、2020年以降の金融投資についてアンケート調査を行いさまざまな投資失敗談をまとめました。

自粛の影響などにより余ったお金を投資に回す人が増え、投資熱の高まりや稼げるといった声が出る一方、慣れない投資に手を出して損をしている人も少なくありません。

そこで今回は、株式・仮想通貨・不動産など幅広いジャンルにおける投資失敗談を公開するとともに、なぜ負けてしまうのか?

さまざまな事例を通じて失敗の原因と教訓についてご紹介していきます。

【アンケート調査概要】

  • 募集要項:金融投資に関する失敗談
  • 主な調査対象期間:2020年1月以降
  • 対象者:20代~60代の男女
  • 投資ジャンル:金融投資であれば何でも可
  • 明記する内容:投資失敗談、損失額、教訓
  • アンケート実施日:2021年11月10日(水)

目次

1.不動産投資で960万円の損失(30代・女性)

7年前から都内でオフィス物件投資をおこなっていました。
ビジネス街に設けたこともあり、安定した収入を得ていたのですが、ここ数年でテレワークの導入が進んだことによって、利用者の数が激減しました。
ワークスタイル自体が変化したことで、残念ながらその後も数は戻りませんでした。
人が生活する場所としてなくてはならない住居用の不動産の方が、投資先として手堅いのかもしれない、と学ぶことができました。

2.アパート不動産投資で780万円を失う(30代・男性)

知人が務める不動産会社から投資の話をされ、学生向けアパートに投資をしました。
ですが近くにもっと新しいアパートができてしまった影響で、空室ばかりになってしまい家賃収入がほとんどなくなり、元手を回収できない状態に陥ったのです。
私の失敗した要因として、自分で勉強や市場調査などせず、全て人任せにしてしまったことです。
人任せにせず、自分の目で見て納得するまで勉強すれば良かったと今でも後悔しています。

3.株価急落時にポジションを取り300万円を失う(30代・男性)

2020年の株式投資の損失は300万。
2020年の株式市場は乱高下の1年でした。
私は信用取引をしていたのですが、株価急落の際にポジションを取りすぎてしまい追証。
入金するも株価はどんどん下がる一方。
これ以上追証は払えない。
あえなく損失確定。撃沈。
「落ちるナイフはつかむな」という格言がありますが、まさにその通りの結果になりました。

4.日本株の信用取引で大失敗。300万円を失う

私は、昨年投資を始めました。
まず最初にやった日本株の信用取引で、大失敗をしてしまいました。
IPOという、新規上場のあがりそうな株をかってあがったところでうるという手法なのですが、最初はガンガン上がるって良い成績だったのですが、調子に乗ってやっていたら、翌月は300万円もマイナスになってしまいとんだ損をしました。ビキナーズラックで過信しぎてはだめですね。

5.退職金で投資ファンドに投資するも250万円を失う(40代・男性)

仕事をクビになった、あるのは退職金の700万だけ。
子供を卒業させるには1000万いる、しかし、700万では300万足りない。
そんな私を心配し、投資で資産を増やしている友人が「セミナーに参加しないか、社長さんも多く来るから、就職先が見付かるかもよ」。
参加したセミナーには多くの人が来ていた、仕事をクビになったばかりの私は、場違いなところに来てしまったと思ったのだが、セミナーで講義を務める人は、話がとにかく上手かった。
セミナーを勧めてくれた友人、「どうする?僕は1000万だけ投資をするけど」
私、「ファンドって、お金を預けるだけなの?何もしなくて良いの?」
友人、「何もしないほうが良いって、言ってたじゃない」
投資のプロが積極的に運用するより、ファンドに預けて何もしなかったほうが儲かることはセミナーで納得出来たため、子供の学費を稼ぐために、手持ちの700万のうち500万だけファンドに預けた。
何もしないことが資産を増やすことに繋がるとセミナーで習ったため、子供の学費が必要な春までの10ヶ月、何もしないで放っておくと、預けた500万のうち半分が溶けてしまった。
どうなっているんだ?
セミナー講師のブログをみると、この10ヶ月で儲かったとなっている、どういうことだ?
投資というものはゼロサムゲーム、損をしたとしてもお金が消えて無くなるわけではない、自分のお金が他人のところに行ってしまっただけのこと。
つまり、アホな私は、ファンドの価値が下がらないよう、買い支えに利用されただけ。
私に勧めた友人やセミナーの講師らは、損をする前に売り抜け、安くなったところで買い戻した。

6.勧められた株を購入し200万円ほど失う(40代・女性)

あまり得ではありませんでしたが、知人の勧めで鉄道関係の株を購入しました。
結果的に全くと言っていいほど利益が出ず、株投資のメリットとしては無料の遊園地の入園券(昨年潰れてしまった)をもらえたくらいです。
簡単に株取引で利益が出ると考えていたため、最初は株式取引の見方も分からず、色々と勉強も必要になったため大変でした。

7.株で損切りができず150万円の損失(40代・女性)

短期で稼ぎたいという欲が勝ってしまい、人気のある銘柄や話題の銘柄などボラティリティーの高い銘柄のデイトレードをしたのですが、買ってすぐに急落することがあり、損切りをせずそのまま上がるのを待ち続けた結果、大きな損失を抱えてしまうことが多々ありました。
自分なりのマイルールを確立し、タイミングをしっかり待ち、機械的に出来ないと厳しいと痛感しました。

8.マザーズの中小型株の投資で100万円ほどの損失(40代・男性)

普段から東証マザーズを主戦場にしています。主に中小型株を取引しますが、醍醐味としては値動きが大きい事が挙げられます。上がる時は何倍にもなりますが、下げも同様です。私の失敗談は増資を食らってしまいました。小さな会社が多いので資本増強は大切なのは分かりますが、株主にとっては旨味が薄くなる為に株価は下がってしまいます。増資した資金を元手に業績拡大してくれると信じ塩漬けのままになっています。

9.日経先物に投資するも100万円の損失(50代・男性)

大暴落を受けてチャンスと思いETNの日経先物指数に予算の全てを購入しました。購入当初はどんどん値を上げてあっという間に50万ほど利益が出ました。先が全く不透明な状況なので10倍くらいいくのではないかと売らずにステイしてたらみるみる値を下げて結局購入時の十分の一くらいになってしまいました。

10.副業で始めたFXで80万円の損失(40代・男性)

ネットで副業が出来ないか探していた所、「FXは初心者でも儲かりやすいのでおすすめです!」と言った内容に惹かれFXを始めてみました。実際にFXで投資を行ってみたところ確かに操作自体はさほど難しいものでもなく慣れていく内にスムーズに行えるようになりました。金額の方も最初は少額投資で行っていましたが慣れから一度だけ大きく投資した際、かなりの儲けがありました。しかし継続して行っていく内に金銭感覚が麻痺し「その内、取り戻せるだろう」と言った妙な自信から気が付けば80万円近くの負債を背負い失敗してしまいました。

11.FXの誤操作で60万円を失う(40代・男性)

2020年からFXを開始し、1年目は60万円程度の利益を確定することが出来ました。
ありがたいことに確定申告の必要性があり、そちらの勉強にもなりました。
2021年も順調に利益幅が増し、2021年では30万円ほどの利益の状態で、豪ドル取引に向かいました。
残念なことに、購入後に下落。これまでの利益幅を下回るほどの下落に襲われましたが、長期目線でホールドしていました。
ある程度の位置でレンジ相場になった為、「両建てで、ちょっと稼いでおこうかな?」と思って携帯をポチポチ。。。
「ここかな?」というタイミングで空売り操作を、、、と思ったら、、、
「しまったぁ、両建て設定してなかったぁぁぁ」
ということで、ホールドしているはずの含み損状態の豪ドルが決済されてしまい、損失額60万円(泣)。
凹んでしまい、そこからちょっと市場から離れていました。
するとどうでしょう。 約1か月後には、私が購入したポジション以上になっているではないですか?
「ホールドする方針は正しかったのにぃぃ」と、ダブルパンチでやられてしまいました。
ポジポジ病にはお気をつけて。。。。

12.仮想通貨で暴落に巻き込まれ50万円を失う(男性)

自分は仮想通貨という投資で失敗をしました。上がる予想されていた銘柄が暴落してしまい、一時かなり伸びていたのにそのまま上がり続けると高を括っていたらその矢先の出来事でした。これからは自分を過信することはやめて、コツコツと地道に投資していくのが投資界でのセオリーなんだなと心に刻み、気を付けながら投資をしていこうと思いました。

13.成長期待で株を購入するも値が下がり50万円ほど損失(30代・女性)

成長を期待して医療関係の株を購入した。数週間分の値動きをグラフで確認し少し下げ傾向だったが、逆にこれが底値で買えるチャンスだと思った。しかしその後の業績が奮わず、値が下がり続けて50万円ほどのマイナスに。株単価も高いため、長期保有での利戻りもあまり良くないことも痛手だった。専門性の高い業態の株式購入は事前に細かなリサーチが必要だと感じた。

14.ETF投資をするも50万円の損失(30代・男性)

過去30年間の傾向を見てもS&P500が大幅に下落している時期がなかったため、2019年からS&P500に連動するETFに一括で200万ほど投資していました。最初の数ヶ月は少しずつ株価は上昇していましたが、2020年2月ごろに大きく下落してしまい、ショックからすぐに売却してしまいました。教訓としては、過去の傾向がよくても未来は保証されないという事。また、例え下落しても我慢して様子を見る事も大事だと感じました。短期投資はやめようと思います。

15.バイナリーオプションで50万円を失う(30代・男性)

バイナリーオプションは大きな金額を投資することが出来ます。
私が行っていたものは最大30万円まで投資可能でした。
その際は、まさしく販売締め切り5分前に30万円を投資し、それらが一瞬で0となりました。
歯止めが効かなくなり再度20万円を投資、それも失敗し、わずか1時間ほどで50万円を失いました。
1度目の投資はともかく、2度目の投資はほとんど何も考えず投資しておりました。
バイナリーオプションには冷静さが求められます。
負けているときほど冷静になる、そのことを覚えていただきたいです。
さもないと、私のように多くのお金を失うことになります。

16.決算が良さそうな個別銘柄への投資で40万円の損失(30代・女性)

決算が良さそうな企業に投資していたつもりなのですが、決算前から株価が高値をつけていたのを確認していなかったので、それを知らずに決算をむかえました。決算当日は、株価が急落して、今まで株を所有していた人たちが決算で一斉に手放したようでした。いまだに株価は上がる様子もなく損切りすることになりました。チャートとか見られる資料はよくみないと駄目ですね…。

17.好きな銘柄に複数投資した結果、30万円程の損失(20代・男性)

勉強も兼ねて株式投資で好きな銘柄に複数投資しました。勉強不足だったこともありますが、常に上がり下がりが気になり頻繁に売り買いを繰り返す銘柄もあり、一喜一憂していました。結局トータルで30万円程の損失となりましたが、正直大変だったのでもっと腰を据えて長期で保有するイメージで投資をすることに向いているなと思い、良い勉強になりました。

18.仮想通貨で貯めていた30万円を失う(50代・女性)

友達に言われて興味を持ち始めた仮想通貨で、貯めていた30万円程が一気に損失させちゃって、とても悔しく勿体ないことをしてしまったなと大変後悔をしましたね。取引は楽しかったんですけど欲を出しすぎるといけないことが取引をして分かったので、これからもし仮想通貨をやる方はしっかり計画性を持ってやった方がいいかなと思います。

19.ビットコインの一時的な下げが怖くて25万円の損失(40代・男性)

仮想通貨バブルに乗っかってビットコインを購入しましたが、一時期的にどかんと価格が下がってしまったことがあって怖くなってしまってすぐに損切りをしてしまいました。長く持ち続ければ長い目でみたらさらに価格は上がっていくとは思っていますが、資金にあまり余裕がなかったこともあって冷静な判断を失ってしまいました。そのため価格が急激に下がってしまうと心臓がバクバクしてもう駄目だと思って損切りをしてしまって、結果的に資産を大幅に減らしてしまいました。

20.配当狙いで株を購入するも20万円の損失(30代・男性)

日産の株などが優良株となっておりました。配当金がかなり高く、自分は配当金狙いでこちらの株を300株購入をしたのです。当時は一株1000円を越えておりましたが、社長の失踪や株の大幅下落などもあり、損切として株は売却をしたのですが、それでも200000円ほど赤字となってしまいました。

21.投資信託を焦って売ってしまい20万円の損失(40代・女性)

私が投資で失敗したの2020年の株価暴落で投資信託が大きくマイナスになった時にもう元に戻らないと思って焦って売ってしまったことで損が確定したということがあってその後大きく回復して大損をしてしまったというのがあり自分の判断が完全に間違っていたというのがありました。 この時に冷静でいられなかったのがいけなかったです。

22.ブームに乗って仮想通貨を保有するも暴落で20万円損失(30代)

ブームに乗って仮想通貨を50万円ほど保有していました。しかし、2021年5月の仮想通貨市場の大暴落に巻き込まれ、20万円程度の損失を出してしまいました。ビットコインのほか、モナコインやライトコインなども保有しており、各コイン大きく値下がりしてしまいました。特にモナコインやライトコインといったアルトコインでは1日で価値が半分に程度になってしまい、とてもショックを受けました。早めに売却しておけばよかったと、今でも後悔しています。

23.知人の勧めで投資信託に投資するも15万円の損失(30代・男性)

友人の中に、証券会社に勤めている人がおりその友人から久しぶりに連絡があり、「投資に興味はないか」といった旨の連絡がありました。
貯金もできつつあり、ミニ投資を始めようとしていたころでしたので、とりあえず聞いてみたところ投信の勧めでした。
組入銘柄も有名な企業が数点入っていたため、100万円分購入しましたが、1年たたずに早期償還になることが決まったと連絡がありました。
期間が短い為分配も少なく、評価額が下がっている状態での早期償還だったため、トータルリターンで15万円程の損失でした。
もう買わないと思います。

24.電力株投資で塩漬け確定。約10万円の損失(40代・男性)

ご時世的に電力株がいいだろうと判断しました。どこの電力株もここ2年ほどはずいぶんと下がっていたことも影響しました。800円を切ったこところで四国電力を1000株ほど購入。その後さらに700円代前半でナンピンで1000株購入。一時は600円代にまで突入しましたが、2020年3月の権利確定日前には900円台前半まで上昇しました。まだまだこれからと放っておきました。1000円は楽に超えると思っていました。しかし実は売りどきはそこだったのです。いや、そこしかありませんでした。現在まで900円を超える気配を見せたことはありません。燃料費高騰により、ショッキングな下方修正も発表し、800円もさくっと切りました、塩漬け確定です。教訓は、「売りどきは今」です。まだまだあがるという保証はどこにもありません。頭がお花畑になっているだけです。利確できてなんぼ、なのです。同じ過ちを何度繰り返せば気が済むのでしょうか...

25.個別株投資で10万円の損失(30代・男性)

株式投資が注目された2020年、それまでほとんど経験のなかったわたしは、夏頃に口座開設し始めての投資を行いました。
当時、勢いがあったのはいわゆるグロース株でした。チャートは右肩上がりのインフォコム という銘柄を買いました。しかし、あれよあれよと一転下落に。現在約40%の含み損を抱えて塩漬け状態です。

26.決算後の暴落に巻き込まれ10万円の損失(30代・女性)

株式投資初心者でまだ自分の投資に自信が持てていないため、ランキングやアナリスト評価の期待度が高い株をとりあえず購入するようにしていました。先日某海運業系の株式の市場でも期待値が高まっており、私もそれに便乗して100株ほど購入しました。ですが決算が出た直後大暴落。10%ほど株価を落としてしまいました。アナリストの評価を鵜呑みにせずもっと勉強が必要だと思いました。

27.株で分散投資を怠り10万円の損失(30代・男性)

投資を始めて直ぐの頃に個別株を50万ほど購入しましたが、5社程度しか投資をしていなかったので暴落時に一気に下がりました。
また、セクターも小売業をメインに集中していたのも原因でした。
個別株に投資する際は最低でも10社以上に分散してセクターも様々な銘柄に分けて投資をすることが大事だと思いました。

28.オリンピック銘柄で10万円ほどの損失(40代・女性)

株式でオリンピック需要で株価が上がるとされていた銘柄がありました。個人的にも応援したい企業だったので購入したのですが、オリンピックが延期になってしまったことで株価が暴落してしまいました。その後もあがることがなかったので少し上がったところで売却をして、10万円ほど損失を出してしまいました。

29.投資信託で10万円の損失(30代・男性)

不労所得での生活に憧れを持ち、分配金が高い投資信託を購入したのですが、典型的なタコ足配当の投資信託て、分配金はもらえるけれども、基準価額が下がり続けてしまい、結局のところ、トータルで見ると損失が積み重なってしまいました。その投資信託がどのような内容のもので、これまでどのような実績があったかをよく調べず、分配金にのみ着目して購入したためにこのようなことになってしまったと後悔しています。

30.株主優待目的で株を購入するも6万円の損失(30代・女性)

2020年の1月にすかいらーくの株を購入しました。
買った理由は株主優待目的です。
その後みるみるうちに株価が下がっていきました。時世柄、外食が敬遠されるようになって業績も悪化していく中、昨年にはついに株主優待の改悪が発表されました。株価はその後もずっと低空飛行を続けていき、ついに無配に転落しました。6万円近くの含み損をかかえて1年以上経った時にこれ以上持ちづつけても回復は難しいと判断して、思い切って損切りしました。
この経験から、株主優待目的でのみの保有だと肝心な業績が傾いた時に、簡単に改悪が起こりうるのでモチベーションが少なくなると感じました。
あまりにずっと株価が戻らない場合、早めに判断して損切りを行うべきだと思いました。

31.ビットコインで5万円を失う(30代・男性)

当時テレビでビットコインの値上がりのニュースをよく目にしていましたが、ある日急激に値上がりしたという情報を見て、購入するなら今しかないと思い飛び付きました。その時は100,000円のビットコインを購入し、頻繁に調べていても更に順調に値上がりをしていたので、これ程簡単でいいのかと思うほどでした。しかし、当時そのタイミングで仕事が忙しくなり半年くらい放置をしていたのですが、チェックをしてみると約半値まで下がっていて、このまままた値上がりするのを待つか損切りをするか迷いました。それから少し経過をしても全く値上がりする気配はないので仕方なく損切りをしましたが、やはりいいニュースにそのまま飛び付いたのは浅はかだったと感じましたし、いい教訓になりました。

32.ビットコインの値動きが怖くなり5万円の損失(20代・男性)

ビットコインなどの仮想通貨が伸びているということをYou Tubeで知り、月収の3割ほどを取引所に入金した。最初は順調に伸びていたため、追加で何度か入金を行って合計100000円投資していた。その後、暴落が始まってしまい自分のリスク許容度を無視して投資したことで値動きが怖くなってしまい、半値になったところで売却して損失を出してしまった。仮想通貨のような値動きの激しいものは自分にあっていないということが分かった。

33.個別銘柄がぐんぐん下落し4万5000円の損失(40代・男性)

2020年ころ株式で、開設したばかりの楽天証券で何かしらの株を買いたいと思いヤフー掲示板のにぎやかなオンキョー株を1000株購入いたしました。にぎやかな掲示板を毎日眺めているのが楽しくいつかこのお金が2倍から3倍になるのを夢見ていました。しかし、購入から3カ月ほどたってからぐんぐん株価が下落してゆき怖くなってすぐに売却いたしました。掲示板の言葉は全くあてにはならないのだと痛感いたしました。

金融投資の失敗談の分析とまとめ

損失額で大きいのは不動産投資

損失額が大きいジャンルとして目につくのが「不動産投資」となりました。昨今は、個人の間でも利回りを得るために不動産を購入する人が増えていますが、必ずしも上手くいくというものではなく、損失額も大きくなってしまう傾向があると言えます。

大きく稼げるジャンルは損失額も大きい

さらに損失額が大きいジャンルに目を向けると「仮想通貨」「株式投資」といった個人に人気の投資が目につきました。

仮想通貨は思っているほど簡単ではない

仮想通貨やビットコインは、市場の盛り上がりで何十~何百倍になったというような明るいニュースを目にすることがありますが、実際に投資をしてみると美味しい話はなく、最初は利益を出せてもトータルで損失になってしまったという人が多くいます。
仮想通貨投資については「素人が簡単に勝てる世界ではありません」というコメントも出ていました。

株式投資は地合いが良くても損失リスクがある

株式投資で損失するケースも目立ち、日経平均株価が好調であっても「決算をまたいだ投資で暴落してしまう」「思うように個別株価が上がらず塩漬け」「優待目当てで買って暴落に巻き込まれる」といったケースが目立ちました。
日経平均などの指数が上がっていても個別株は別の値動きを見せたり、買ったタイミングが悪くて暴落することは充分ありえるため損失リスクは常にあります。
手堅いと言われるETF投資でも開始のタイミングによっては大きな損失を出している人が見られました。

景気の良い話には注意も必要

金余りによる投資熱が高まっている昨今、表に出てくるのは景気の良い話が目立ちますが、いざ投資をしてみると決して簡単なものではなく、むしろ損失を出してしまっている人々も多くいることがアンケート結果で分かりました。

人は稼げた話はしても、失敗をした話を積極的にすることはあまりないですが、これから投資に取り組むのであれば両面を見ておく必要はあるでしょう。

失敗談では「他人の言葉を信じすぎた」というような教訓が多かったように、美味しい話にすぐに飛びつくのではなく、一度自分自身でしっかりと考え、判断していくことがこれらの時代は特に求められるでしょう。

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