コンパクトでありながら、使いやすさと基本性能の良さ、デザイン性を兼ねそなえたヤリスクロスは幅広い層から人気があります。
お求めやすい価格のヤリスクロスですが、さらにお得に購入するためには、ポイントを押さえておく必要があります。
このブログでは、ヤリスクロスの値引き相場と見積もり、安く買うためのコツをご紹介します。
この記事の専門家
日本車から輸入車まで、ありとあらゆる自動車に精通し、車や関連サービスの口コミ・コスパなどを調査している。車業界で働いた経験と知識を活かし、リアルな情報を書いている。
目次
ヤリスクロス値引き最新レポート
ヤリスクロスの値引きは大手メディア・取材・SNSで購入された方の口コミを平均化。
もっとも客観的な下取りなしの数値を算出してご紹介しています。
ヤリスクロスの値引き相場
基本値引き(本体+オプション) | 5万円 |
値引き交渉した場合 | 15万円 |
限界値引き | 20万円超 |
一部改良後の新型モデルは値引きが引きしめられ、基本値引きは5万円となっています。
ヤリスクロスはSUVの中で低価格のため高額な値引きは出ませんが、交渉することでそれなりにしっかりとした値引きは出せます。
値引き交渉をしっかりした場合の値引き相場は15万円が目安です。
しかし、グレードによる販売価格が違うため、上位グレードだとさらに値引きが増える可能性があります。
最上位のZグレードでハイブリッド車となると合計20万円オーバーの値引き事例も見られました。
中古車を高く売る方法を確認
もし車の乗り換えを検討している場合、まずは中古車を高く売ることから考えましょう。
中古車を一番高く売る方法は、複数のお店に査定依頼を出すことです。
人気のナビクル車査定なら簡単な入力で、無料で一括査定の結果が分かるのでおすすめですよ。
ヤリスクロスの値引き限界の目安は40万円?
ヤリスクロスの値引き限界
- 限界値引きの目安:20万円+α
過去には40万円以上の値引き事例も少なからずあり、最大で50万円値引きできた事例もあります。
ただし、新型モデルの限界値引きは20万円+αとなっているのでご注意ください。
ヤリスクロスはオプション装備が充実しているため、オプション込みで20万円以上を目指せる可能性はあります。
なお限界額については、一般的な新車の値引き目標率(10%)を当てはめるとよいでしょう。
オプションで限界額は変わる
ヤリスクロスはアウトドア系のモデルであり、オプションが非常に充実しています。
そのため、車両本体で値引きがでなくてもオプションで出ることがあります。
オプション装備はディーラーオプションであれば値引き可能。値引きの代わりにマットやナンバープレートを無料でつけてもらえることもあります。
- メーカーオプションは値引き不可
- ディーラーオプションは値引き可
どんなオプションを入れたいかを考えて、オプションの値引き交渉も行いましょう。
ヤリスクロスを引き出す値引きの商談のコツ
初めて提示してくれる値引きでは、満足のできる金額とならないことも多いので、商談のコツは必要となります。
ただ「安くしてほしい」というだけでなく、相手が値引きしたくなるよう上手に話を持っていかなければなりません。
ライバル車を引き合いに出す
自動車の値引き交渉で基本となるのが、ライバル車との比較です。
ただし、ヤリスクロスについては、全く同じカテゴリーのモデルが存在しないということもあってその点は注意が必要です。
ヤリスクロスのライバル車
- ホンダ ヴェゼル
- 日産キックス
ライバル車と比較する場合には価格面で比べても意味がありませんので、広さや安全性など、内容の違いを強調することが大事です。
その上で、ヤリスクロスを購入したいので値引きしてくれないか頼んでください。
トヨタ同士で値引きをする
ヤリスクロスの値引きでもっとも有効となるのがトヨタ同士での競合になるでしょう。
トヨタの販売チャンネルはトヨタ店・トヨペット店・ネッツ店・カローラ店と4つあるため、しっかり値引きしてくれたところで買うというスタンスはおすすめ。
ただ、今後の付き合いもふまえて、接客がよくて安くしてくれたところで購入されるのが良いでしょう。
中古車を高く売る方法
もし車の乗り換えを検討している場合、まずは中古車を高く売ることから考えましょう。
中古車を一番高く売る方法は、複数のお店に査定依頼を出すことです。
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ヤリスクロスgの見積もり総額シミュレーション
ヤリスクロスでも人気が高く、価格と装備のバランスに優れる「g」の見積もりを算出しました。
グレード
HYBRID G(ハイブリッド車 1.5L・2WD)
ボディカラー
プラチナホワイトパールマイカ(メーカーオプション<33,000円)
車両本体価格
2,524,000円
税金・諸費用
124,350円
オプション
207,900円
オプション料金の内訳は以下
【エクステリア】
選択なし
【インテリア】
ステアリングヒーター 31,900円
ラゲージソフトトレイ 9900円
フロアマット(ベーシック) 14,300 円
【セーフティー&セキュリティ】
ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)] 49,500円
【その他】
エントリーナビキット 69,300 円
合計見積もり金額
2,856,250円
ヤリスクロスは他のSUVと比べて見積もりが押えられるのも人気の要因です。
「車両本体価格」と「オプション」からそれぞれ値引きできればさらに安く買えます。
ヤリスクロスの見積もりを抑える下取りアップの流れ
車の買い替えを考えているのであれば、現在持っている車の下取りアップも組み合わせましょう。
ディーラー下取りは驚くほど安く買われがちのため、下取り価格をアップしてもらうことで、トータルの支払い金額を下げられます。
中古買取との価格差をチェックしておく
下取りを使った実質値引きをするためには、中古買取専門店での買取価格を事前に調べておく必要があります。
一般的にディーラーに下取りを出すよりも、買取専門店に売った方が良い価格を提示してもらえるもの。
そこで、前もって買取価格を確認し、それに近い水準まで下取りを上げてもらうように話すことで、実質値引きを上げられるというわけです。
買取価格の確認は、WEBでクイック査定が無料でできる「ナビクル」が定番です。
下取りアップの交渉は最後
下取りがある場合、いきなり最初から下取りの価格について交渉するのではなく、最後まで待ちましょう。
値引き商談のあとに、下取りの価格を上げることを目標に話し合うことで、ヤリスクロスの見積もりを安くできる可能性があります。
ヤリスクロスを安く買うなら新古車と比較
ヤリスクロスはたくさんの販売台数を上げていて流通量が多くなっています。
それに伴って、新古車として販売されているものも全国で相当数見られます。
とにかく安い方がよいのであれば、新古車の購入を検討するのも一つの手です。
自分でカラーやオプション装備を指定できないデメリットはありますが、新車価格よりもずっと安くなりますので、頭に入れておくとよいでしょう。
ブログでも注目されたヤリスクロスの競合車
ヤリスクロスの値引き交渉をするにあたっては、競合車との比較は大切です。
そこで、ライバル車ついては情報を集めておく必要があります。
以下、ブログでよく挙がるものをまとめました。
ホンダ ヴェゼル
ヤリスクロスよりも大きめのサイズとなりますが、街乗りもできてアウトドアでも使える車ということでヴェゼルは最有力候補です。
実際にブログを見ても、両者で迷っていたという人も多いことが分かります。
全く同じカテゴリーにあるわけではありませんが、トヨタ販売担当者もある程度意識している車ですので、交渉材料にするにはもってこいです。
ブログでも、ヴェゼルは人気がありカテゴリートップの売れ行きとなっているので、ストレートに「ヴェゼルを考えている」と伝えて値引きしてもらったという話も取り上げられています。
日産 キックス
日産キックスは最先端の機能と高いデザイン性で幅広い人気をほこります。
サイズ感がヤリスクロスと似ていますし、価格帯も近いものがありますので、交渉材料として提示しても納得してもらいやすい車です。
日産キックスを考えているというだけでは不十分な可能性があり、日産の販売店で実際に情報を集めておきましょう。
どのグレードを狙っているか決めてから、そのカタログをもらい、見積もりも出してもらいます。
そこまで準備できればキックスでもしっかりとした交渉材料になるでしょう。
ヤリスクロスの値引き情報まとめ
ヤリスクロスはコンパクトサイズながらも、アウトドアユースとしても使える充実した使いやすい車です。
価格交渉をしっかりとすれば、限界までは値引きを引き出しやすい車種なので、積極的に交渉してみましょう。
というのも、グレードが多いので選択肢がいくつもあることや、新古車が出回っているといった交渉材料が多いからです。
基本値引きは5万円ですが、上位グレードでオプションも付ければ10万円以上も狙える車ですので、上手に話し合いを進めていきましょう。