このページでは、スズキ フロンクスの価格や日本発売日、魅力などの最新情報を詳しく解説していきます。
スズキは2023年1月11日にインドで開催された「Auto Expo 2023」で、新型クロスオーバーSUVの「FRONX(フロンクス)」を世界初公開し、2024年10月16日に日本で発売を開始しました。
フロンクスはスタイリッシュなデザインと充実した装備、そして手頃な価格で、海外と日本で発売直後から人気を集めています。

日本国内でも大注目のフロンクスについて見ていきましょう。
目次
スズキ フロンクスの価格
インドで生産・開始されたスズキ フロンクス 。日本での販売も始まりましたが、その価格はいくらになるのでしょうか?
インドと日本では自動車市場の状況が大きく異なり、日本では上級グレードのみ発売されることが決定しています。
日本の販売価格は254.1万円~273.9万円
日本でのフロンクスの販売価格 は、254.1万円~273.9万円となっています。
2WD | 6AT | 2,541,000円 |
4WD | 6AT | 2,739,000円 |
上級SUVというブランドイメージ、輸送費や関税などの輸入コスト、競合車の価格をふまえてこの価格となります。


フロンクスは、ヤリスクロスやWR-Vなどの競合車に近い価格帯で、コンパクトSUV市場 に大きな影響を与えるでしょう。
日本での月間目標台数は1,000台ですが、先行予約の時点で目標の9倍となる9,000台を獲得し、好調なスタートとなりました。
スズキ フロンクスの日本発売日はいつ?
(出典:FRONX | AUTOMOBILE | Global Suzuki)
正式発売は2024年10月16日
スズキから発売予定の新型コンパクトSUV「フロンクス」。インドではすでに販売が開始されていましたが、日本では2024年10月16日に発売されました。
ライバル車との競争激化
フロンクスのライバル車となるのは、トヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」。AセグメントのコンパクトSUV市場は需要が高く、ライズ/ロッキーは日本で独占状態となっています。
逆にいうと、フロンクスが大きく売れるチャンスであり、このような背景からも、フロンクスはできる限り早いタイミングでの発売となりました。
今後の情報に注目
フロンクスの日本発売日に関する最新情報は、スズキのニュースリリースで確認することができます。
本ページでも最新情報はリアルタイムで更新しています。納期や値引きについては以下もご確認ください。
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スズキ フロンクスとは?魅力と主要諸元表
新型フロンクスは、スズキから発売されたコンパクトクロスオーバーSUVです。
全長3,995mm×全幅1,765mm×全高1,550mmという、コンパクトでありながらスズキ「クロスビー」よりも一回り大きいサイズ感を持ち、1.5L K15C型エンジンを備えます。
フロンクスの魅力とは?
- スタイリッシュなデザイン: 流麗なクーペスタイルと力強いフロントマスクが特徴。
- 手頃な価格 :充実した標準装備をふまえると割安な価格設定。
- 実用的な室内空間: 広々とした、機能的で高級感のある室内空間。
- 充実した装備 :先進安全装備と快適装備を多数搭載。
- 力強い走り: 1.5L マイルドハイブリッドにより、力強い走りと低燃費を実現。
全高1,550mm以下のコンパクトSUVは日本では希少な存在であり、デザイン性と走りに強みを持った車と言えるでしょう。
FRONX(フロンクス)主要諸元表
正式名称 | フロンクス |
サイズ | 全長 3,995mm×全幅 1,765mm×全高 1,550mm |
ホイールベース | 2,520mm |
駆動 | 2WD 4WD |
WLTC燃費(km/L) | 19.0(2WD) 17.8(4WD) |
エンジン | 1.5LDOHC吸排気VVT (マイルドハイブリッド) |
トランスミッション | 6AT |
日本発売日 | 2024年10月16日 |
販売価格 | 254.1万円~273.9万円 |
スズキ フロンクスのスペックと特徴
スズキ フロンクスの各項目について解説していきます。一部予想も含まれますが、あらかじめご了承ください。
- エクステリア
- インテリア
- サイズ
- パワートレイン
フロンクスのエクステリア
スズキ フロンクスは、見る者の目を引く上質なエクステリアデザインを備えています。
フロントエンドは迫力溢れるシャープなグリルを採用し、SUVとしての強い存在感を放っています。また、リアは横方向へのデザインが強調されており、力強さをさらに引き立てるとともに、クーペスタイルの美しい傾斜がエレガントさと流麗さを併せもちます。
そのデザインはトヨタ ハリアーに似ていることから、「ハリアーミニ」と評されることもあります。


ボディカラーは、モノトーンは、「スプレンディッドシルバーパールメタリック」、「アークティックホワイトパール」「セレスティアルブルーパールメタリック」、「ブルーイッシュブラックパール4」の4色を設定。
2トーンルーフ仕様車は、「スプレンディッドシルバーパールメタリック ブラック2トーンルーフ」、「アースンブラウンパールメタリック ブラック2トーンルーフ」、「オピュレントレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ」、「ルーセントオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ」、「アークティックホワイトパール ブラック2トーンルーフ」の5色を設定しています。
フロンクスのインテリア
スズキ フロンクスのインテリアは、高級感と機能性が際立っています。
ダッシュボードには2トーンの配色が施され、鍛造金属風のマット仕上げと高光沢シルバーのアクセントが、エレガントな雰囲気を演出しています。
さらに、高目付のダッシュインナーサイレンサーや遮音壁などをボディー各所に配置し、車室内の静粛性を高めることで、快適な室内空間を実現しました。
ヘッドアップディスプレイや360度カメラ、Arkamysブランドの高品質オーディオシステムなど、運転時の安全性と快適性を高める先進的な装備も充実しています。
フロンクスのサイズ
フロンクスとライバル車とサイズを比べると以下の通りです。
フロンクス | ライズ | ロッキー | |
全長 | 3,995mm | 3,995mm | 3,995mm |
全幅 | 1,765mm | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,550mm | 1,620mm | 1,620mm |
ホイールベース | 2,520mm | 2,525mm | 2,525mm |
トヨタ ライズやロッキーと比べて全幅が広くなり、全高は低いといえます。全高を低くしたことで、全ての立体駐車場にも対応可能となります。
スズキではクロスビーとエスクードの中間サイズにあると言えるでしょう。
フロンクスのパワートレイン
フロンクスの日本仕様は、力強い加速性能と上質な走りを実現する1.5L K15C型エンジンと、マイルドハイブリッド、6ATの組み合わせにより、スムーズかつスポーティーな走りを実現。
さらに、足回りや電動パワーステアリングの操舵アシスト力を日本の路面に合わせてチューニングを行い、低速から高速まで安定した走りが可能となり、長距離ドライブも難なくこなします。


ドライバーの思いのままにシフトコントロールができるパドルシフトも標準装備され、走りが存分に楽しめる作りとなっています。
スズキ フロンクスでよくある質問と回答
スズキ フロンクスでよくある質問は以下のとおりです。
4WDの設定はある?
現在、海外販売されているモデルに4WDの設定はありません。しかし、日本でスズキ フロンクスに4WDが設定されています。
フロンクスは、エスクードの後継車としての位置づけとなり、エスクードは都市型SUVでありながら、アウトドア志向もそなえた4WDを設定していました。その流れを踏まえ、日本では4WDが用意されています。
まとめ
今回は、スズキ フロンクスの日本発売日や価格、魅力などの最新情報を解説しました。
- 日本価格:2,541,000円~
- 日本発売日:2024年10月16日
フロンクスは、力強さとエレガンス、優れたパワートレインが見事に融合させており、高いレベルでバランスの取れたSUV車です。
また価格の割安感も見逃せません。
マルチ・スズキのマーケティング&セールス担当シニア・エグゼクティブ・オフィサーのシャシャンク氏によれば、「新型フロンクスはその先進的な特性と独自の魅力で、SUV市場でリーダーシップを握るであろう」との見解を示しています。
シャシャンク氏のこの発言には、フロンクスが持つ多角的な魅力や最先端の技術、そして優れたパワートレインが大いに寄与していると考えられます。
日本国内でフロンクスがどのようなインパクトを市場に与えるか、今から注目です。