カーネクストとネクステージの違いを徹底比較！高く売るならどっち？

車を売ろうと思ったときネットなどを見ると高確率で目にするのがカーネクストとネクステージではないでしょうか？

どちらも大手車買取サービスであり、似ていると感じる方もいると思いますがまったくの別会社です。

そこで本ページでは、カーネクストとネクステージの違いを徹底比較し、車を高く売るためのコツまで解説します。

よく誤解されがちな点がありますので、正確な情報をお届けしていきます。

カーネクストとネクステージの特徴

カーネクストとネクステージは中古車を買取りする業者であることは分かりますが、一見しただけでは両社の違いが分かりにくいのが事実です。

そこで、カーネクストとネクステージがどのような特徴の車買取業者なのか、基本情報をご紹介します。

カーネクストの基本情報

（出典元：中古車買取・車査定なら【カーネクスト】全国対応で高価買取！）

タレントの朝日奈央さんがアンバサダーを務めるテレビCMが印象的なカーネクストは、使える中古車だけではなく事故車や動かすことのできない不動車まで、どんな車も原則0円以上で買い取ってくれるサービスです。

運営している会社は株式会社カーネクストで、サービスには以下の特徴があります。

• 車の状態に関わらす必ず買取る
  
• 動かない車もレッカー代無料で引き取り
  
• ネットで申込しこみ電話だけで査定完了

カーネクストは車買取総合サービスの中でも廃車買取に強いサービスということができるでしょう。

廃車の引き取り・レッカー代・手続きは全て無料で、どんな車でも0円以上で買取りしてくれるため「これって売れるかな」と心配になるような車でも大丈夫です。

ちなみに廃車専門と勘違いされがちですが、車の総合買取も行っています。

株式会社カーネクストはラグザスグループの企業で、グループ概況は以下のとおりです。

近年は、野球日本代表「侍ジャパン」のオフィシャルパートナーになるなど知名度と信頼性を高めています。

ネクステージの基本情報

（出典元：中古車のネクステージ）

ネクステージは中古車買取業者のなかで露出の多いブランドですが、業界の中でも最も勢いのある事業者だといえるでしょう。

最近は店舗数も増え続け、全国に335店舗（2024年8月15日現在：提携店を含む）を構え、まだまだ新規出店も続いています。

そんなネクステージの特徴は以下のようなものです。

• 買取った車は自社販売するため余計なマージンが発生しない
  
• 輸入車やSUV・ミニバンなど専門性の高い買取が可能
  
• 輸入車の正規ディーラーも展開

自社販売するため中古車を高く買ってもらいやすく、輸入車にも強いことがネクステージの特徴です。

名古屋に本店をおく、国内を代表する中古車総合サービスといえるでしょう。

東証プライムに上場もしていて、グループ会社も多く信頼性も高いといえます。

カーネクストとネクステージの最大の違いとは？

カーネクストとネクステージの事業内容を見ただけでは、いざ車を高く売るにはどちらが良いのか分からないと思います。

そこで、カーネクストとネクステージの違いをより詳細に見ていきましょう。

カーネクストの強みは日本で売れない車の買取

カーネクストの親会社である株式会社ラグザス・クリエイトの公式サイトで「会社沿革」を見ると、カーネクストの事業がどのようなものか知ることができます。

会社設立とともにスタートした事業が「ECサイトにて海外との取引の事業」と記載されており、買取った車の行き先が主に海外であると分かります。

日本の車は高い耐久性から海外、特に発展途上国でニーズが大きく、日本では売れないような中古車・部品も大人気です。

カーネクストは買取った車を海外に輸出するルートを持つため、日本で売れない車でも買い取ってくれることが強みといえます。

ネクステージの強みはきめ細やかな買取査定

ネクステージのメイン事業は中古車を中心とした車の販売で、買取事業は売るための車を仕入れるために行っています。

ネクステージの中古車販売は、車をカテゴリごとに細分化して店舗を運営し、きめ細やかな買取査定を期待できるのが強みです。

主な販売チャンネルだけでも以下のような専門性を持たせているので、買取額にも信頼がおけます。

販売チャンネルを細分化することで、中古車の販売価値をきめ細やかに把握し、それがネクステージの買取価格に反映しています。

価値がつかない古い車や動かない車はカーネクスト、まだ動くような車であればネクステージが高く売れるでしょう。

カーネクストとネクステージは同じ会社か？

よく「カーネクストとネクステージは同じ会社？」という疑問を目にすることがありますが、この2社は全く関係のない別会社です。

両社については混合している方の口コミがよく見られます。

朝日奈央のカーネクストと、ビックモーター関連のネクステージ()と混同していた

「浜脇社長は、1993年にビッグモーターに入社し、常務取締役などを歴任し、2016年にネクステージに「副社長」として迎えられて・・・ pic.twitter.com/wutIOga39S

— 蛙の置物 (@60016001) September 7, 2023

普段生活していると車買取業者を調べることもないので、このようにカーネクストとネクステージを混同する方もいるようです。

名前が似ているだけで、まったくの別事業・別会社となっていますよ。

カーネクストとネクステージ、それぞれおすすめな人

カーネクストとネクステージは、ともに中古車買取を行っているサービスですが、違いについては理解できたと思います。

そこで愛車を売るときにカーネクストとネクステージのどちらを利用すべきか、それぞれおすすめできる人について考えてみます。

古い車や動かない車はカーネクスト

カーネクストをネットで調べると高確率で「廃車買取り」というワードを目にしますが、それもそのはずで海外へ輸出するなら「そんな車」にも価値があるのです。

例えば最近多い水害に遭ってしまい愛車が「水没車」扱いになったとしても、カーネクストであれば買取ってもらえます。

また、海外では古いディーゼル車や商用車、重機なども需要が大きいので、これらの売価役でもカーネクストは頼りになる存在です。

カーネクストは廃車手続きにかかる費用も無料なので、事故車や故障車であっても相談する価値があります。

＼どんな車でも売れる／

カーネクストの公式サイト

まだまだ走れる車ならネクステージ

ネクステージの買取は「売るための仕入」なので、まだまだ現役でいけるクルマの売却ならネクステージがおすすめです。

ネクステージは査定後の減額を行わない宣言をしています。

ガリバー407号坂戸店で査定に出して150万円でも厳しいと言われた車がネクステージで200万円で売れた。
ちなみにビッグモーターは210万円だったが後から揉めるの嫌なのでやめた。
ガリバーはただの看板ビジネス。
実態は車を右左に横流ししてるだけ。#車売却#ネクステージ#ガリバー

— 逆張りきよし (@Nena_S3) July 12, 2024

ネクステージの査定は、「自社で確実に売れる」ものなら高額査定が期待できます。さらに、相見積もりも歓迎しています。

動く車で高く売りたいのならネクステージを検討先に加えておきましょう。

カーネクストとの口コミと注意点

車買取業者に関する話で必ず耳にするのが「しつこい営業電話」ですが、少なくともカーネクスではこの手の口コミが出ています。

カーネクストに廃車にするか車の買い取りをお願いするか決めていないけどを前提にいくらになるのか見積り取ると毎日しつこくメッセージと電話がくるのか
見積り取らなければよかったな

— かずかず (@kazukazu_2024) June 23, 2024

カーネクストの事例ですが、営業が熱心なあまりしつこく感じる方もいるようです。

尚、カーネクストに関しては申込後のキャンセルのトラブル事例があり、事前にキャンセルポリシーを確認しておきましょう。

カーネークストの買取では申込後に電話で金額提示があり、その金額に納得し売却に口頭で同意した時点で契約成立扱いになります。

それ以降の解約はキャンセル料（3万円）が発生するので、注意するようにしましょう。

カーネクストとネクステージの違いまとめ

• カーネクストは廃車買取に強みを持つ車買取サービス
  
• ネクステージは高額査定が強みの車総合サービス
  
• カーネクストは電話だけで査定完了
  
• ネクステージは店舗と出張査定ができる
  
• 両社は同じ会社ではない
• どちらが高く売れるかは車の状態による