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カババ4つのデメリットまとめ!注意点からメリットまで徹底解説

カババのデメリット

自動車フリマ「カババ」は、個人間で車を直接売買できる新しい形のサービスとして注目されています。中古車販売店や買取業者を介さずに取引できるため、売り手は高値での売却を、買い手は手頃な価格での購入を期待できます。しかし、カババには便利な反面、いくつかのデメリットや注意点も存在します。

本記事では、カババを利用して車を売却・購入する際のデメリットとメリットを詳しく解説し、利用時の注意点やおすすめな人まで触れていきます。これからカババの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。




カババで車を「売る」デメリット4つ

カババで車を売却する際には、いくつかのデメリットがあります。ここでは、特に重要な4つのデメリットを詳しく解説します。

売却までに時間がかかることがある

カババは個人間取引が基本のため、購入希望者が現れるまでに時間を要する場合があります。人気の低い車種や高額な車は、買い手が見つかるまで数週間から数ヶ月かかることもあるでしょう。これは中古車市場全体の需要と供給のバランスに左右されるためです。例えば、燃費の悪い大型SUVや古い年式の車は需要が少なく、売却までの期間が長引く傾向にあります。

また、カババはオークション形式ではなく、出品者が設定した価格で購入希望者を待つ方式です。そのため、市場価格より高めに設定すると、購入者が現れず売れ残ってしまう可能性があります。特に「すぐに現金化したい」という方にとっては、この点が大きなデメリットです。

出品準備に手間がかかる

カババで車を出品する前に、事前準備としてカババのスタッフによる査定や写真・動画撮影などが行われます。このプロセスは買取業者に持ち込む場合よりも時間と手間を要します。通常、中古車買取業者では簡単な査定で済むことが多いですが、カババで出品するには詳細な情報提供が必要なため、その分手間が増えるのです。

具体的には、外装・内装・エンジンルーム・タイヤなどの多角的な写真撮影、エンジン音や走行状態を確認できる動画撮影、走行距離や修理歴など詳細な車両情報の入力といった作業があります。これらの準備に1〜2時間程度かかることもあり、忙しい方にとっては負担となるでしょう。面倒な作業はすべてカババのスタッフが行ってくれますが、どうしても手間はかかります。

成約手数料が高い

カババでは成約時に手数料が発生します。この手数料は売却価格によって異なり、200万円未満の場合は55,000円(税込)、200万円以上の場合は110,000円(税込)となっています。

他の中古車販売プラットフォームと比較しても、この手数料は高いと言えるでしょう。例えば、大手中古車買取業者の場合は無料査定や低額手数料で対応しているケースも多いため、「高く売れても実際の手取り額は減少してしまう」という点は大きなデメリットです。

ただし、この成約手数料は売却時のみ発生するため、「売れ残った場合には費用負担なし」という安心感はあります。しかし、成約手数料を考慮すると、「高値で売れても最終的な利益はそこまで大きくならない可能性」もある点には注意が必要でしょう。

売却価格が期待より低くなる可能性がある

カババでは個人間取引によって高値で売れる可能性がある一方で、必ずしも希望通りの価格で売れるとは限りません。特に相場よりも高めに設定した場合、購入者から敬遠されてしまい、結果的に値下げ交渉や再出品となり、最終的には買取業者より安くなるケースもあるでしょう。

また、市場全体の動向によって価格変動も激しいため、そのタイミング次第では思ったより低い価格でしか売れない可能性があります。特に新型モデルの発売直後など、旧モデルの市場価値が急落するタイミングでは注意が必要です。

カババで車を「売る」メリット3つ

カババで車を売るメリット
(出典元:車の個人売買|プロに任せる、自動車フリマ。カババ

次に、カババで車を売却する際のメリットについて見ていきましょう。デメリットだけでなく、大きな利点もあるため、それらもしっかり理解した上で利用することが重要です。

高額で売れる可能性がある

カババ最大の魅力は、中間マージンなしで個人間取引によって高額で売れる可能性がある点です。通常、中古車買取業者の場合、中間マージンとして一定割合(10〜20%程度)が差し引かれますが、カババではそれら中間コストが発生せず、その分出品者側へ還元されるのです。

特に希少価値のあるモデルや人気車種の場合、市場価値以上の金額で取引されることがあります。例えば限定生産されたスポーツカーやクラシックカーなどはコレクターズアイテムとして取引され、高額になるケースがあるでしょう。また、新型モデル発売直後でも旧型モデルへの需要が残っている場合、高値取引になることがあります。

売却時の成約手数料はかかるとはいえ、高額で売ることができればかなりお得になることもあり得ます。

トラブル対応を代行してくれる

個人間取引ではトラブル発生リスクがありますが、カババでは名義変更や取引完了までの手続きを代行してくれるため安心です。また、「エスクローサービス」によって代金受け取りや商品の引き渡しも安全に行えます。このエスクローサービスとは、中立的第三者機関(エスクロー会社)が代金受領および商品の引き渡しプロセス全体を管理する仕組みで、不正取引や詐欺リスク軽減につながります。

出品作業を代行してくれる

カババでは、出品時に必要となる作業の多くを代行してくれるサービスが提供されています。通常、個人間取引で車を売却する場合、出品者は自ら写真撮影や車両情報の入力、さらには購入希望者とのやり取りなどを行う必要がありますが、カババではこれらの作業を専門スタッフがサポートしてくれるため、初心者でも安心して利用できる点が大きなメリットと言えるでしょう。

カババのスタッフは車両の写真や動画を撮影し、プロフェッショナルなクオリティで出品ページを作成します。これにより、購入希望者に対して魅力的なアピールが可能になるのです。また、走行距離や修理歴、装備内容など詳細な車両情報もスタッフが代行して入力してくれるため、出品者は手間をかけずに正確な情報を提供できます。

さらに、購入希望者からの問い合わせ対応もカババ側で行ってくれるため、出品者は直接やり取りする必要がありません。交渉や質問対応に不安がある方でも、安心して利用できるでしょう。

\カババで車を売る/

カババで車を「買う」デメリット3つ

次に、カババで車を購入する際のデメリットについて解説します。売却だけでなく購入にも注意すべき点がありますので、理解した上で取引を進めることが重要です。

実物確認が難しい

カババで車を購入する際には、多くの場合、実物確認が難しいという点がデメリットとして挙げられます。中古車販売店では実際に現物を見て試乗することができるため、その場で状態を確認できますが、カババでは基本的にオンライン取引となるため、写真や動画のみで判断しなければならないケースが多いのです。

引き渡しまで時間がかかることがある

カババで車を購入した場合、引き渡しまでに時間を要することがあります。これは主に出品者側の都合によるものですが、特にまだその車両を日常的に使用している場合にはすぐに引き渡せないことがあるでしょう。さらに名義変更や書類手続きなども含めて時間がかかるため、「すぐに乗りたい」という方には不向きと言えます。

名義変更や書類手続きに手数料が発生する

カババでは名義変更や書類手続きを代行してくれるサービスがありますが、その際には追加費用(75,000円程度)が発生します。この費用負担は購入者側にも影響するため、「思ったよりも総額費用が高くなった」と感じるケースも少なくありません。特に予算内で収めたいと考えている方にとっては、この点が大きなデメリットとなるでしょう。

カババで車を「買う」メリット3つ

一方で、カババで車を購入する際にも多くのメリットがあります。それらについて詳しく見ていきましょう。

消費税不要

カババでは個人間取引となるため、中古車販売店とは異なり消費税がかかりません。通常、中古車販売店から購入する場合には10%の消費税が課されますが、個人売買ではこの税金負担がないのです。そのため、大型車両や高額な中古車の場合、この消費税分だけでも大幅なコスト削減につながるでしょう。

AIS検定済みの品質保証

カババでは出品されている全ての車両についてAIS検定という第三者機関による鑑定制度があります。この検定制度によって一定以上の品質保証がされており、不具合や故障などへの不安感を軽減できます。AIS検定とは、自動車業界でも信頼性の高い第三者評価機関として知られており、中古車市場全体でも広く採用されています。

自動車ローン対応可能

通常、中古車個人売買ではローン対応は難しいですが、カババでは審査次第で自動車ローンを組むことも可能です。これによって、高額な中古車でも分割払いで購入できる選択肢があるのです。特に一括払いでは予算オーバーになりそうな場合でも、自動車ローン対応によって無理なく支払い計画を立てられる点は魅力的でしょう。

カババ利用時の注意点!手数料やトラブルは大丈夫?

カババの手数料とトラブルリスク

ここからは、カババ利用時に特に気になる「手数料」や「トラブル」に関する注意点について解説します。利用前にこれらポイントもしっかり把握しておくことで、安全かつスムーズな取引体験につながるでしょう。

手数料について

前述したように、カババでは成約時に一定額の手数料(55,000円〜110,000円)が発生します。この手数料は他社サービスと比較すると高めですが、その分サポート体制もしっかりしていると言えます。また名義変更代行など追加オプションサービスにも費用(75,000円程度)がかかりますので、それら全て含めた総額コスト計算もしっかり行う必要があるでしょう。

手数料負担軽減策として考えられる方法は、「高値売却狙い」で成約後利益確保へ注力することです。また他社買取業者との比較見積もり実施後、それぞれ総合的判断基準に基づいて最適選択肢を選び進めるのも良いでしょう。

トラブル防止策

個人間取引ではトラブルのリスクがつきものですが、カババではそのリスクを軽減するためのさまざまな対策が用意されています。特に名義変更や代金受け取りに関するトラブルは避けたいところですが、これらの手続きはカババ側で代行されるため、安心して取引を進められるでしょう。

トラブルリスクについては、カババ側でも最大限配慮していますので、それほど心配する必要はないと言えます。

カババのデメリットまとめ

今回は自動車フリマサービス「カババ」のメリットとデメリットや、手数料やトラブルリスクについて詳しく紹介してきました。

カババで車を売るデメリットを改めてまとめると、「売却までに時間がかかることがある」「出品準備に手間がかかる」「成約手数料が高い」「売却価格が期待より低くなる可能性がある」が挙げられるでしょう。

カババで車を買うデメリットとしては、「実物確認が難しい」「引き渡しまで時間がかかることがある」「名義変更や書類手続きに手数料が発生する」が挙げられます。

カババは賢く使えばお得で便利なサービスであるため、メリットとデメリットをよく確認した上で利用していきましょう。

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